0001逢いみての… ★
2022/09/25(日) 00:56:37.07ID:CAP_USERポツダム気候影響研究所のLeonie Wenz氏が率いる研究チームは、2014年5月〜2020年5月にアメリカからTwitterへ投稿された40億件以上のツイートを収集し、AIを用いて「ヘイトスピーチ」を抽出しました。なお、ヘイトスピーチに該当するツイートは「宗教・民族・国籍・人種・肌の色・家系・性別・その他のアイデンティティに基づいて個人またはグループを攻撃したり、蔑視的または差別的な言葉を使ったりすること」と定義されたとのこと。
抽出作業を行い、合計7500万件のツイート(全体の約2%)がヘイトスピーチとして認定されました。続いて研究チームは、各ツイートがアメリカのどこから発信されたものかに基づいて分類し、投稿日の気温や地域ごとの社会経済状況、宗教、2016年のアメリカ大統領選挙の結果などの要因について分析を実施しました。
分析の結果、特定の都市が他の都市より多くのヘイトスピーチを生成する傾向はみられませんでしたが、「ツイートした日の気温」がヘイトスピーチの量と有意に関連していることが判明しました。最もヘイトスピーチが少ないのはセ氏15〜18度の範囲であり、その周辺のセ氏12〜21度の範囲はヘイトスピーチが少ない「スイートスポット」だったとのこと。しかし、このスイートスポットを外れるとヘイトスピーチが顕著に増加する傾向がみられました。
以下の画像は、上のグラフが最もヘイトスピーチが少ないセ氏15〜18度を基準とした「気温によるヘイトスピーチの増減」を示したもの。その下のグラフは、アメリカの気候帯を「寒冷気候」「高温乾燥気候」「高温多湿気候」「海洋性気候」「混合湿潤気候」に分類して、各気候の最高気温を示したものです。
研究チームは最高気温がセ氏15〜18度の日と比較して、最高気温が-6度〜-3度の非常に寒い日はヘイトスピーチが12.5%増え、最高気温が42〜45度の非常に暑い日は22%以上増えると報告しています。
また、アメリカの気候帯を5つに分類して分析したところ、寒い地域では低すぎる気温によるヘイトスピーチの増加が少なく、暑い地域では暑すぎる気温によるヘイトスピーチの増加が少ないこともわかりました。これは、ヘイトスピーチの増加は「人々が慣れ親しんだ気温」と関連しており、ある程度は住んでいる場所の気候に適応していることを示唆しています。しかし、気温が30度を超えると気候帯や地域とは無関係に、ヘイトスピーチが増加したとのこと。
ポツダム気候影響研究所のAnders Levermann氏は、「人々がエアコンなどの熱緩和オプションを購入する余裕がある高所得地域でさえ、非常に暑い日にはヘイトスピーチが増加します」と述べ、極端な温度変化への適応には限界があるかもしれないと主張しました。
今回の研究では、ヘイトスピーチは黒人・ヒスパニック・LGBTQの人々を対象にしたものが多いこともわかっています。共著者のAnnika Stechemesser氏は、「ネット上のヘイトスピーチの標的になることは、人々のメンタルヘルスに対する深刻な脅威となります。心理学の文献によると、ネット上のヘイトは特に若者や社会から疎外された集団のメンタルヘルスを悪化させる可能性があるとのことです」とコメントしています。
Wenz氏は、「私たちの研究結果は、気候変動が社会全体の結束や人々のメンタルヘルスに影響する新たな経路として、オンラインでのヘイトスピーチを浮き彫りにしています。つまり、温室効果ガス排出量を迅速かつ大幅に抑制することは、外側の世界だけに利益をもたらすわけではないということです。過剰な温暖化から気候を守ることは、メンタルヘルスにとっても重要なことなのです」と述べました。
以下ソース
https://gigazine.net/news/20220924-extreme-temperatures-online-hate-speech/
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