0001逢いみての… ★
2022/11/13(日) 00:22:54.78ID:CAP_USERこの驚くべき発見によって、古代南米人とその祖先の物語はよりいっそう込み入ったものになった。
米フロリダ・アトランティック大学の考古学者アンドレ・ルイス・カンペロ・ドス・サントス氏は、「現代人とネアンデルタール人とデニソワ人との交配を伝えるもの」と説明する。
『Proceedings of the Royal Society B』(2022年11月2日付)に掲載されたこの研究は、ブラジル・パナマ・ウルグアイの人骨の分析を通じて、人類が南米に移住してきたルートについても伝えている。
今回の研究では、ブラジル・パナマ・ウルグアイで発掘された古代人の骨のゲノムが、北米・ペルー・チリで発掘された人骨と比較された。
くわえてロシアで発掘されたネアンデルタール人やデニソワ人のゲノムも調査されている。
この分析によるおそらく一番興味深い発見は、古代南米人のゲノムにネアンデルタール人とデニソワ人のDNAが含まれていたことだ。
さらにパナマのとある遺骨からは、オーストララシア人(オーストラリア、ニュージーランド、ニューギニアなどを含む地域の人々)に由来するらしき痕跡も見つかった。
https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/a/7/a7aba726.jpg
オーストラリアにおけるオーストララシアの概念。オーストラリア大陸、ニュージーランドとメラネシアが含まれる / image credit:WIKI commons
これと同じものは、ブラジル南東部の古代人で見つかっており、現代人ではアマゾンのスルイ族(Sirui people)の体に受け継がれている。
ドイツ、マックス・プランク進化人類学研究所のラウリッツ・スコフ氏は、
このオーストララシア人の祖先のDNAが南北アメリカ大陸に出現した時期や、持ち込まれたデニソワ人とネアンデルタール人の割合などを正確に解明できれば興味深いです
と、第三者の立場から説明する。
面白いのは、パナマとブラジルで発見された古代人のゲノムには、ネアンデルタール人よりもデニソワ人のDNAが多く含まれていたことだ。
じつは現代人はその逆だ。デニソワ人よりもネアンデルタール人のDNAの方が多く受け継がれているのだ。
研究チームの1人である米エモリー大学の人類学者ジョン・リンド氏によれば、デニソワ人は4万年も前に南米人に混ざっており、ウルグアイで発掘された1500年前の遺骨でもその痕跡が見つかっているそうだ。
その一方、北米人の遺骨にオーストララシア人の痕跡は残されていなかった。このことは、古代オーストララシア人がベーリング地峡を通らずにアメリカ大陸に到達した可能性を示唆している。
ハーバード大学の遺伝学者ヨシフ・ラザリディス氏は、「南北アメリカ大陸のオーストララシア人の祖先は不可解です」と、第三者の立場から説明する。
彼らのサンプルは、地理的にも時間的にも大きくばらついており、明確なパターンを示さないのだという。
現時点で、オーストララシア人の祖先がアメリカ大陸に到達したこと示す確かな証拠は見つかっていない。
しかし彼らは優秀な船乗りだったため、ベーリング地峡ではなく太平洋を渡って南米に到達したとも考えられるそうだ。
遺伝子の研究から、私たち人類は、絶滅した旧人類たちが混ざった存在であることが明らかになりつつある。
私たちは一体何者なのか? 少なくとも100%のホモ・サピエンスでないことは確かであるようだ。
以下ソース
https://karapaia.com/archives/52317644.html
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