山口敏太郎の現代妖怪図鑑

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携帯ババア

 オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第114回は「携帯ババア」だ。

 携帯電話は現代人にとって、あって当たり前のアイテムになってしまった。ある意味、携帯電話は現代人にとって魂のような存在ともいえる。携帯電話が進化し、人型化した妖怪が「携帯ババア」である。現代版の九十九神だろうか。

 電車内で若い女性が大声で電話をしていると、持っていた携帯電話が突然、小さな老猫となり、女性の指にかみ付くと言われている。そして、悲鳴を上げる女性をよそに「スタスタ」と歩いて電車の外に行ってしまう。これが携帯ババアに関する逸話である。

 かつて電話に関する妖怪現象といえば、魔物が電話をかけるという考え方があった。これは電話で話している相手が魔物であり、その証拠にその相手は「もしもし」という反復言葉が唱えられないと言われた。妖怪は人間のように反復言葉を話すことができないのだ。

 それにしても、大声で周囲の迷惑になる電話をしていると、その携帯電話が妖怪になるというのはなかなか面白い。迷惑行為と呼ばれる禁忌の行動が新たな妖怪を生み出したわけだ。

 関連した妖怪では、「メールジジイ」がいる。夜中に打った文章が意味不明の文章になっていたり、くさいラブレターになったりするのはこのジジイの仕業だ。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/245156

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