0001逢いみての… ★
2022/11/26(土) 23:11:32.24ID:CAP_USER* * *
最近は「海外に行ったらこんなに稼げた!」という記事をよく見かけるようになりました。「東京で年収300万円だった寿司職人がニューヨークで年収8000万円」「ハワイに移住したウエートレスの月収が100万円」「シカゴのパン店店員の月収が70万円で1年で260万円の貯金ができた」……といった感じです。
普通に考えれば「へー、よかったね」でいいと思うのですが、ネットの書き込みを見ると「嘘をついている」「年収ではなく年商じゃないか?」といった、そもそもの数字を認めないものがあるほか、それ以外にも様々な批判を見かけます。だいたい以下のようなパターンです。
【1】でも、アメリカは物価が日本の3倍するから出費も多い
【2】日本はサービスや製品の質がいいのに安いから羨ましくない
【3】治安なども含め、総合的には日本の方が暮らしやすい
2019年には日本経済新聞の「年収1400万円は低所得」という記事が話題になりました。アメリカの調査において、サンフランシスコでは年収1400万円の4人家族を「低所得者」に分類したというのです。この話題が出た時も、アメリカの給料水準を羨ましがる人に対し、「お前はランチに3000円、家賃に50万円払いたいか?」というツッコミが入ったものです。
いやいや、問題はそこではないでしょう。サンフランシスコのIT系の人材が、日本に来た場合、ドル建てで給料をもらったら、余裕で富豪の住む東京・広尾や六本木に住むことができます。上記「年収1400万円の低所得」の人だって、円安が進んだ今は日本なら年収2000万円近くになっていることでしょう。結局、経済力が強い国の人間は、世界のどこでも暮らしていけるというのが現実なのです。
そう考えると、「上」の立場の者が「下」の立場の者を揶揄するのではなく、「下」の立場の者が「上」の立場の者の厚遇に対して「でも全然羨ましくないもーん!」と騒いでいるのが、今回の一連の流れの中にあるのではないでしょうか。
日本人の多くは「失われた30年」の間に、低価格・低賃金に慣れてしまった。さらに語学力の壁もあって、なかなか海外に出ようとしない。冒頭に紹介した3人はそうした変化を恐れないガッツがあったため、アメリカで高い収入を得ることができたのでしょう。
はたして多くの日本人にそのようなことができるでしょうか? 多分無理です。上記【1】〜【3】で書いたように、こうした意見を書く人は「日本サイコー」的な価値観を持っていて、そもそも海外に出ようとは考えない。世界で様々な経験をした人が新たな価値観という武器を持って日本に帰ってきた時、大きく活躍できる可能性があるということまで考えが及ばない。
この一連の嫉妬の感情ですが、「自分と近い能力・立場の人間が、自分よりも多く稼いでいる」という事実から生まれているのでは。だって、ビル・ゲイツ氏、ジェフ・ベゾス氏、イーロン・マスク氏、孫正義氏、前澤友作氏……といった“桁外れの大金持ち”に対しては、「スゲーな」で終わってしまう。完全に別世界の生き物です。それが自分と近い能力・立場の人間が稼いでいるのを見ると、「自分でもあの時判断していれば、今より3倍の収入があったかもしれない……」みたいなことを考えてしまい、嫉妬心に繋がる。
いずれにしても他人が高収入を得ていることに対して批判をするのはスマートな行為ではないと思います。こうした事例を参考に「よし、自分もやってやろう」と思える人はそれでよいでしょうし、そうでない人は「へー、そういう話もあるんだ」程度に反応すればよいのではないでしょうか。
以下ソース
https://www.moneypost.jp/970140
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