0001逢いみての… ★
2022/12/15(木) 00:00:44.83ID:CAP_USERhttps://tokyo-sports.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/880w/img_a16260796009ce1233989b5e2eeb3dff274544.jpg
空坊主
オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第117回は「空坊主」だ。
筆者・山口敏太郎の母方の叔父は柔道家であり、元軍人という少し堅苦しいイメージだったが、実は物腰は柔らかで温厚な人物であった。そして、筆者がせがむと、時折、戦争中の話、しかも不気味な話を聞かせてくれた。戦闘が終わると仲間の死体を陣地の横に積み上げるのだが、それが夜になると遺体から出たリンでボーッと光るのだという。また銃撃戦の後、仲間の点呼を取ると、指で数えた人数と声を数えた点呼の数が合わないことが多々あったという。
さらに、敵軍と交戦中、すぐ真横にいた戦友が目をそらした瞬間に肉片になっていたり、一瞬何げなく立ち止まったところ、目の前を銃弾が通過したりと、戦争中の生死の境界は、人間の力だけでは計り知れないものがあったようだと述懐していた。
いくつかある叔父の戦争奇談の中でもっとも興味深かったのは、陸軍の間でささやかれた妖怪「空坊主」の話である。
あまり知られてはいないのだが、戦争中の大陸戦線で戦っていた陸軍も偵察などに使う飛行機を所有しており、陸軍所属のパイロットもいたという。このパイロットが飛行中にたびたび不気味な物体を目撃したと言われている。
パイロットが「俺はあの化け物を見てしまったんだよ」と言ってきた。叔父は疲れきった戦友の顔をまじまじと観察しながら、「おいおい、落ち着けよ。化け物だって、どういう意味だ」とたずねた。
「空坊主さ、あいつは俺が操縦する飛行機の翼の上を這い回り、操縦席の俺につかみかかってきた。坊主頭の着物を着た初老の男だったよ」
こんなことがたびたびあったというのだ。飛行中に空坊主が操縦ハンドルを奪おうと襲い掛かってきたり、翼や機器を破壊したり…中には飛行機から降りた途端に恐怖で失神してしまうパイロットもいたという。飛行機に出る妖怪・日本版グレムリンと呼ぶべきだろうか。
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/248128
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