0001逢いみての… ★
2022/12/24(土) 22:51:03.90ID:CAP_USER都内在住で、IT企業に勤務する30代男性・Aさんは、「値上げラッシュ前からスーパーの半額品にはよくお世話になっていた」という一人。その現場で“異変”が起きているという。
「最近、半額シールが貼られるのを待つ人が増えたように思います。あらかじめ弁当や惣菜に狙いを定めていて、店員さんが値引きシールを貼り始めると、それについていく人たちもゾロゾロ……。これまでは値引きシールが貼られた商品でも、売れ残っていることがあったのですが、最近はほぼないですね。あっという間にすべて刈り取られてしまいます。競争率が高くなっているのを実感します」(Aさん)
Aさんの自宅近所にあるスーパーでは、値引きに“段階”がある。例えば惣菜なら、まず20〜30%引き、それでも残ったものが後に半額に。生鮮食品だと5〜10%引き、20〜30%引き、そして半額というステップを踏む。その時間帯がほぼ決まっているからこそのマナー違反も頻発しているようだ。
「20〜30%割引の段階で、商品をかごに入れておいて確保する人が増えました。半額シールを貼る時間になったら、それを店員さんに差し出して、上から半額シールを貼ってもらうという手口です。見ていると、1、2品なら店員さんも対応してくれているようでしたが、さすがに10品以上出してきた客には、『いつからかごに入れていたんですか? 他のお客様に迷惑がかかります』と注意されていました。
また、ある日は高齢の男性客が店員に、『いつもこの時間に3割引きの弁当があるはずなのに、今日はない。出し渋りしてるのか?』と声を荒らげている現場に遭遇したこともあります」(Aさん)
医療従事者の20代男性・Bさんは半年前、都内でも所得水準が比較的高い閑静な住宅街に引っ越した。そこで、驚きの光景を目にしたという。
「半額になることがわかっている商品が陳列されている棚の前にカートを持ってきて、他の客が近づけないようにブロックしている女性客がいました。店員さんが来たらそのスペースだけ開けて、値引き品をすべてかごに入れていくんです。
またある時は、2人組の高齢女性が、二手に分かれて手際よく半額品の生鮮食品を回収していくのも目撃。先日は、値引きが始まったので見に行ったら、後ろから押し寄せてきた人たちに押されたうえ、手を伸ばしてきた人の爪で引っかかれました。みんな身なりがきれいだし、バッグや財布も高級でお金持ちっぽいのに、そこまでするんですね……」(Bさん)
神奈川県の住宅街に住む自営業の30代女性・Cさんは、これまで値引き食品とは距離を置く生活を送ってきたが、最近は値引き競争に積極的に参戦。「割引率にこだわり、意識してチェックするようになった」という。
「値引き商品は、ほしくないものまで買ってしまい、結局腐らせる、というような経験が多々あるので、30歳を過ぎてからは『値引きだろうが値引きじゃなかろうが、本当にすぐ食べるものしか買わない』というマイルールを作っていました。
でも、今はいろいろなものが値上がりしていて、例えばこれまで800円ぐらいで買っていたお弁当が1000円近くするようになるなど、出費がかさむ。そうなると、極力値引きされているものの中から食べたいものを選ぶ、という考え方になってきました。ただ、20%引きぐらいでは正直物足りない(笑)。『20%引きだと値上げ前の値段と変わらない』という感覚なので、本音を言えば、30%以上の値引き商品を狙いたいところです」(Cさん)
値上げラッシュが続くなか、少しでも家計を守るべく「値引き食品を買いたい」という人は増えている様子。その分、値引きシールをめぐる競争も激化しており、あらためて買い物客のマナーの問題が浮上しているようだ。
以下ソース
https://www.moneypost.jp/976952