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トルコ・シリア地震は阪神の20倍 横ずれ型、日本でも
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE159FZ0V10C23A2000000/
...阪神大震災の地表の横ずれ幅は1メートル。トルコ・シリア地震では横ずれ幅が5メートルに達した。...エネルギーは阪神大震災の約20倍だったという。...

横ずれ断層型は「建物の倒壊が起こりやすい」(八木教授)とされる。震源から断層に沿って強い揺れが広範に伝わるためで、断層が上下にずれた場合よりも被害が大きくなる傾向があるという。16年に起こった最大震度7の熊本地震も横ずれ地震に該当する。

日本では今後も横ずれ断層型の大地震が起きる可能性がある。...将来も活動すると予想される活断層は日本に大小あわせて約2000。114ある主要な活断層帯のうち、「30年以内に3%」という地震発生確率が高い活断層帯は31カ所ある。

横ずれ型の活断層は西日本に多い。下に潜り込むフィリピン海プレートが北西方向に進む影響で、ひずみが解き放たれた時に断層が東にずれることが原因とされる。四国地方を東西に横切る「中央構造線断層帯」や山口県にかかる「菊川断層帯」などが挙げられる。

全長400キロを超える中央構造線断層帯が愛媛県を通る区間では、30年以内に大規模な地震が起こる可能性は最大12%。同本部の担当者は「愛媛周辺の断層がトルコのように複数連動すれば、M8を超える地震が日本でも起こりうる」と警鐘を鳴らす。