0001逢いみての… ★
2023/02/08(水) 00:18:14.97ID:CAP_USER方言はいろいろあるにもかかわらず、なぜ関西弁は好まれるのだろうか。『応用社会言語学を学ぶ人のために』(世界思想社)の著者で、奈良大学文学部国文学科教授の岸江信介氏に話を聞いた。
「知らないけど」「わからないけど」ではなく、「知らんけど」が若者の間で流行った理由を聞くと、「この表現は関西で談話の最後で用いられることが多いです」と説明を始める。
「例えば『この漫画はおもろいなあ、知らんけど』というように、先に述べたことに対する責任を回避するために使用して、これに聞き手はすかさず『知らんのかいな』という合いの手を入れる、という掛け合いがよく見られます。言うならば、ボケ(知らんけど)とツッコミ(知らんのかいな)です。
ただ、80年代以前は東京ではまったく理解されません。それどころか、『知らないのに言うなよな!』という批判を受けることも多く、さらには“関西人=よくしゃべる、なれなれしい、ケチ、デリカシーに欠ける”というマイナスイメージを持たれていました。
しかし、お笑いブームに乗って80年代以降、関西のお笑いが東京でも見られる機会が増え、次第に関西弁のおかしさが少しずつ理解されるようになりました。90年代に入ってからも関西弁は東京でも認知され、関西流のボケとツッコミを関東でも面白がるようになり、これまでになかった共通語の会話内でも率先して織り込まれるようになりました」
続けて「共通語だけで話すよりも、『関西弁を交えることで、話し言葉に変化をもたらすことができる』と感じている若者が増えたように思います」と深堀りする。
「関西弁を『かわいい』と捉える若者は首都圏で増え、好感が持たれるようになり、マネして話すことが多くなっています。関西弁には共通語にはない、関西独特の発想や関西独自の言い回しが豊富です。関西弁を自分の話し言葉にほんの少し加えるだけで、『共通語オンリーでは醸し出すことができない、関西独特のユーモアを表現できる』と考える人は多いのではないでしょうか」
とはいえ、「私が2000年ごろに実施したちょっと古い意識調査ではありますが」と前置きしつつ、「関西弁に対するアレルギーの低下は主に首都圏に見られる流れです。茨城や栃木など北関東では依然として、関西弁に対するネガティブな意識は根強く残っていました」と地域差を語った。関西弁が必ずしも全国各地で受け入れられているというわけではないのかもしれない。
ネット上のコミュニケーションも、エセではあるものの、関西弁が使われる傾向について、「ネット掲示板で関西弁が定着した背景として、共通語オンリーで進めるのではなく、『変化を持たせたい』という意図の現れではないでしょうか」と分析。
ネットと関西弁で言うと、最近は海外潜入系や旅行系のYouTube で外国語を発する外国人の字幕に「?やで」「ワイ」といった関西弁を使用するケースも珍しくない。なぜ字幕としても人気なのか。
「これも共通語では表せない、外国人の話し言葉をあえて関西弁で表現することにより、緩急をもたらすことができるからかもしれません。逆に言えば、共通語ではあまりにも陳腐というか、代わり映えしないため、あえて関西弁で字幕を付けたものと思います」
続く
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1887328
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