【海外】「この調査結果は最悪のバレンタインデーサプライズです」 女性の下着への関税が男性の下着よりも高くなる「ピンク税」とは
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0001逢いみての… ★2023/02/14(火) 23:51:43.44ID:CAP_USER
アメリカのシンクタンクであるProgressive Policy Institute(PPI)が2023年2月8日に、同国では輸入された女性用下着にかけられる関税の税率が男性用のものより高くなっており、日本やEUなどより女性差別的であるとするレポートを発表しました。

PPIのバイスプレジデント兼貿易・グローバル市場担当ディレクターであるエド・グレッサー氏がまとめたレポートによると、衣類の関税率を定めた法律には「男性用の綿製のパンツおよびブリーフ」から「分類不能なもの」まで68種類の細かい分類があり、品目によって税率が異なるとのこと。

具体的な税率は0.9%から23.5%まで幅がありますが、例えばシルク製品では男性用ボクサーブリーフが0.9%なのに対して女性用ショーツが2.1%、ポリエステル製品では男性用が14.9%なのに対して女性用が16%、綿製品では男性用が7.4%なのに対して女性用が7.6%と、概して女性用の方が重税になっています。特に、女性用補正下着のガードルは20%、コルセットは23.5%と女性専用のものには最も高い税率が設定されていました。

こうした税率を平均したところ、男性用下着の税率は平均11.5%だったのに対して女性用下着では平均15.5%と、女性用の下着の方が明らかに高くなっていました。その結果、アメリカが2022年に徴収した下着関連の関税15億4000万ドル(約2033億5000万円)の約4分の3が女性用下着に対して支払われたものだったとのことです。

実際にアメリカの関税表を確認してみると、第62.12項で定められているコルセットなどの品目の税率が特に高いことが分かります。

https://i.gzn.jp/img/2023/02/14/womens-underwear-pink-tax/s3123_m.png

関税には、国内産業を保護するためのものであるという側面がありますが、アメリカの衣料品の98%は輸入品であるため、その機能はほとんどありません。女性用下着の方が税率が高い理由は不明で、PPIのレポートを取り上げたThe Washington Postは「意図的な女性差別とは考えにくく、おそらく昔のロビー活動でそうなったのでしょう」と推測しています。

国際的に見ると、アメリカが輸入下着に設定している平均14.7%という税率は決して高くありませんが、アメリカの関税制度には大衆品よりぜいたく品への課税率の方が低く、女性用下着への課税額の方が男性用下着より高いという特徴があります。

ほとんどの国では輸入下着への課税率が男女一律で、税率はオーストラリアの5%、ニュージーランドの10%、カナダの18%、コロンビアの20%、ジャマイカの20%、インドの25%、タイの30%、南アフリカの45%とさまざまです。PPIは、「日本やEUの関税制度では、ブラジャーやコルセットなどの第62.12項の品目への税率が日本では0%、EUでは6.5%と、それ以外の品目の9%および12%より低くなっています」と述べて、アメリカとは逆に両地域では女性用下着の方が優遇されていることを指摘しました。

日本の輸入下着への関税率はこのリンクから見ることができます。

https://www.customs.go.jp/tariff/2023_01_01/data/j_62.htm

この調査結果についてPPIは「最悪のバレンタインデーサプライズです」と評しました。

以下ソース
https://gigazine.net/news/20230214-womens-underwear-pink-tax/

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