0001逢いみての… ★
2023/02/14(火) 23:55:31.65ID:CAP_USER米国のカリフォルニア大学(University of California)で行われた研究によって、オスのキリンがメスに排尿を促し、その尿を口に含んでテイスティングしフェロモンを感知しているしている様子が報告されました。
犬などは地面に落ちたメスの尿を嗅ぎ取っていますが、キリンたちがあえて排尿の瞬間を狙って直に尿を飲むのは、彼らの首が長いことに関係があるようです。
研究内容の詳細は2023年1月17日に『Animals』にて公開されています。
意外かもしれませんが、キリンには犬や猫のようなわかりやすい発情期がありません。
キリンの排卵サイクルはおよそ2週間と短く、妊娠可能な時期を知らせる鳴き声や、サルたちのようにお尻を赤くするなどの視覚的な合図もないからです。
ではどうやってキリンのオスたちはメスが受け入れ可能かを知るのでしょうか?
謎を確かめるためカリフォルニア大学の研究者たちは、ナミビアのエトーシャ国立公園でキリンの群れを観察し続けました。
すると興味深いことに、オスがメスの性器を調べる過程が102回観察されました。
この過程は多くの場合、オスがメスの後をつけて、メスの尻を軽くたたくところから始まります。
このオスの奇妙な尻叩きにはメスの排尿を促す効果があるらしく、オスの尻叩きにメスが応じると、メスは5秒間ほどの短い排尿を行いました。
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オスがメスに排尿を促す様子
一方、メスの排尿中にオスは口先や舌をメスの尿に触れさせ、少量の尿を口腔内に取り込み、観察された内の半分にあたる51回のケースでフレーメン現象を誘発させることがわかりました。
フレーメン現象は哺乳類に起こる、臭いに反応して唇を引き上げる生理現象です。
この行動を行うと、フェロモンの感知を行う特殊な嗅覚器官「鋤鼻器(じょびき)」が空気に晒され、より効率的に臭い物質を嗅ぎ取ることが可能になります。
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フェロモンは鋤鼻器(じょびき)で感知される
鋤鼻器は通常の臭いを感じ取る嗅覚器官とは異なるフェロモン感知に特化した器官であり、人間では退化してしまっていると考えられています。
(※人間の発生中の胎児では鼻軟骨の両側に鋤鼻器がみられます)
またオスはしばしば口に含んだメスの尿を、まるでワインのテイスティングをするかのように口をすぼめて口腔内を通過させ、ときには吐き出すこともありました。
そのため研究者たちは、オスキリンはメスキリンの尿をテイスティングをする要領で口腔内から鼻の鋤鼻器に送っていると結論しました。
(※メスが積極的な場合、オスのアプローチがあるまで尿を我慢することがあります。一方メスが受け入れてくれない場合、オスがアプローチしても尿が輩出されることはありません)
しかし、尿に含まれるフェロモンを感知するだけならば、わざわざ口に含む必要はないはずです。
実際、犬など他の哺乳類ではメスの発情状態を柱や地面にかけられた尿から嗅ぎ取ることが可能です。
この点について研究者たちは、キリンのフェロモン感知能力や体格が原因であると述べています。
一般的な哺乳類の鋤鼻器官は鼻と口のつながりが顕著ですが、キリンの場合は鼻とのつながりが限定的であり、口から鼻に抜ける通路をとる必要があると考えられます。
また言うまでもなくキリンの特徴はその高い背にありますが、非常に高く安全な位置に存在している頭部を、低い位置に下ろすのは手間がかかるだけでなく危険でもあります。
そのためキリンのオスは、尿の臭いを嗅ぐために排尿の瞬間を狙うしかなく、結果として「今すぐ排尿してください」とメスに伝えるようになったのだろうと研究者たちは述べています。
続く
以下ソース
https://nazology.net/archives/121960
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