0001逢いみての… ★
2023/03/07(火) 00:57:57.17ID:CAP_USERだが、カトリックの総本山バチカンでは18世紀末から数百年にわたり、カピバラを「魚」として正式に認定していたという。 まさかと思うかもだが嘘じゃない。
どこからどう見ても魚には見えないカピバラが、なぜ魚認定されたのか? ここではちょっと気になる歴史のトリビアを紹介しよう。
日本でも癒しの存在であるカピバラは動物園でも人気者となっているが、もともとは南米原産の哺乳類で、ネズミ目テンジクネズミ科に分類される地球最大のげっ歯類だ。
カピバラと聞いて、動物園の露天風呂でほっこり温まる姿を思い出す人もいるもしれない。じつは大きな体に似合わず、カピバラはとても泳ぎが上手な生き物だ。
指の間には水かきがあり、顔も水の抵抗を受けにくい流線型だ。しかも5分も息を止めることができるので、危険な捕食動物が迫ればさっと水の中に逃げていく。
そもそもの生息地はアマゾン川流域なのだから、水に親しんで暮らしているのもわかるだろう。
そうはいっても、カピバラはカピバラだ。つまるところ巨大なネズミで、どこからどう見ても魚には見えない。
ではなぜ、お堅そうなバチカンの聖職者が、「カピバラは魚です」なんて言い出したのだろう?
昨年、米カリフォルニア州の裁判所は、やむにやまれぬ理由から「蜂は魚」との判決を下したが、じつはバチカンにもある事情があった。それとは真逆の理由のようだが。
その事情は、中世のカトリック教会がある期間に肉食を禁じていたことと関係がある。
灰の水曜日から復活祭前日までの40日間を「四旬節」という。イエスが40日間荒野で過ごし、断食したことを偲ぶ期間で、当時は特定の動物の肉を食べることが禁じられた。
だが、敬虔な信者の中にも、どうしても肉絶ちができない人たちがいたのだろう。
ヨーロッパ人が南北アメリカ大陸に入植し、ベネズエラにやってきた聖職者たちは、足に水かきがあり、泳ぎが上手なカピバラを見て、妙案を思いついたのだ。
この動物を魚に分類してはダメだろうか? と。
彼らはこの妙案を手紙にしたためバチカンに送り、1784年正式に承認された。かくしてカピバラは魚に認定され、四旬節でも食べてよいことになったのだ。
聖職者たちの発想はどうにも奇妙で、それを認めるバチカンもバチカンだと思えるが、じつはそれほど奇抜な話ではなかったのかもしれない。
というのも、断食中、禁止されるお肉は、それが哺乳類か魚かといった区別ではなく、陸の生き物か水の生き物かという区別だったらしいのだ。
環境史家のドリー・ヨルゲンセン氏は、「だから水の中で過ごす動物は水生動物に認定され、四旬節でも食べることが許された」と説明している。
ちなみに魚認定された哺乳類はカピバラだけではない。
ダムを作ることで有名な「ビーバー」もまたバチカンが魚と認定し、やはり1年中キリスト教徒に食べていいことになったようだ。
以下ソース
https://karapaia.com/archives/52320763.html
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