レスに陥る夫婦は5割以上とも。長年のマンネリを解消させ、妻を満足させるにはどうすればいいのか。今回は麻酔科医の富永喜代氏に老いや劣化をカバーする交わり方について聞いてきた。

レス夫婦の性感帯の変化やそれに応じた体位について、麻酔科医の富永喜代氏はこう指摘する。

「男性は、男性器を構成する海綿体が萎縮し、睾丸がたるみ、男性器は長細くなっていきます。

また女性は、女性らしさをつくるホルモン・エストロゲンが減少して性欲が減少。皮膚がたるんでハリがなくなり、クリトリスを覆う皮が垂れ下がり、腟のサイズも小さく硬くなる。なので何もしなければ若い頃と同じような激しい行為はできません」

「中年女性は濡れにくくなってくるので刺激を与える意味でもクンニは長めに。そして、ローションをたっぷり使うことです。挿入前に外陰部にローションを塗って腟を保湿しましょう。

次に男性器を半分挿入した状態でローションを注ぐ。こうすることでいきなりの激しい痛みを軽減する。ピストンを進めていくうちに、全体にローションを注ぐといいです」（富永氏）

医学的見地からおすすめの体位があるそうだ。

「男女とも関節が硬くなり、体の柔軟性が弱くなります。正常位であれば、女性のお尻にクッションを敷く。立位なら、男性は片足を一歩前に出すことで体の負担も減る。

また、お互いが横になる側臥位、女性主導で挿入時の痛みを避けることができる騎乗位もおすすめです。特に騎乗位は視覚的にも刺激的だし、レスのときほど実践してほしいです」（富永氏）

老いや劣化をカバーしつつ楽しめば、より深い愛を築けるはずだ。

以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1890015/

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