https://i.gzn.jp/img/2023/04/19/plastic-140-days-break-down/00_m.png

食品容器やボトルのキャップに用いられるポリプロピレンは丈夫なプラスチックで、劣化するのに長い時間がかかりますが、わずか140日でポリプロピレンを完全分解することができる菌が見つかったことが分かりました。

プラスチックは一般的に劣化・分解が遅い物質として知られ、また、理論上はリサイクルも容易なものと考えられています。しかし、実際には異なる種類のプラスチックが混ざってしまうと、分離してリサイクルすることが困難で、特にポリプロピレンはその非分解性の高さと、リサイクル率がわずかに1%という低さが深刻な環境問題となっています。

シドニー大学のアミラ・ファルザナ・サマット氏らによる研究チームは、土壌に生息する「Aspergillus terreus」と「Engyodontium album」という2つの菌に着目しました。

研究チームは2つの菌を用いた実験を行い、アルミニウムでコーティングされたポリプロピレンシートが140日後には分解されることを確認しました。

ただし、菌がポリプロピレンを分解するといっても「ポリプロピレンに菌を付着させればOK」というわけではなく、ポリプロピレンに対して紫外線や熱、化学薬品による前処理を施す必要があります。

実験に参加した化学エンジニアのアリ・アッバス氏は、この方法は他の発酵プロセスと同様にスケールアップ可能なものだと述べた一方で、工業規模で行うための最適化はなされておらず、また、プラスチック廃棄物を削減する努力に取って代わるものではないともコメントしています。

以下ソース
https://gigazine.net/news/20230419-plastic-140-days-break-down/

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