0001逢いみての… ★
2023/04/20(木) 00:49:16.12ID:CAP_USERこの新しいテキストは、オーストリア科学アカデミーのグリゴリー・ケッセル氏が、バチカン図書館にある賛美歌と物語の写本である羊皮紙に紫外線を当てることで発見したものである。文章は古代シリア語で書かれており、新約聖書のマタイ伝11章から12章の一部を構成しているという。
当時の人々は動物の皮から作った羊皮紙に文字を記しており、貴重なものだったため表面を削りとって再利用されていた。そのため、この原文ははるか昔に削り取られていたのだが、現代の技術では紫外線を照射することで検出することができる。遥か昔に失われてしまったテキストを復活させる事ができた。
シリア語訳聖書は、ギリシャ語版から最も早く翻訳されたものの一つであり、今回発見された新しいテキストには現在の標準的な聖書の該当箇所よりも詳細な記述が残っていると考えられている。ケッセル氏はまだ今回の発見された箇所を含む完全版を発表していないが(彼の研究成果は『新約聖書研究』誌に掲載されている)、一例を挙げると以下のようになる。
例えばギリシャ語版の聖書では、マタイによる福音書12章1節には次のように書かれている: “そのころ、イエスは安息日に穀倉地帯を通ったので、弟子たちは空腹になり、穀物の頭を採って食べ始めた。”
これがシリア語訳では、「穀物の頭を摘み、手でこすり、食べ始めた」となる。弟子たちが穀物を食べる方法についての詳細が明らかになったからといって、それだけでキリスト教に対する理解が一変することはないだろうが、他の場所でのちょっとした詳細が、現在解釈の余地がある聖書の側面について、洞察と明確さを与えるかもしれないと専門家は見ているようだ。カーディフ大学歴史・考古学・宗教学部のNic Baker-Brian博士は、次のように述べている。
「すでに引用した例(Mt. 12.1-2)にある弟子たちが『トウモロコシの穂を手でこする』内容は、マタイ伝のギリシャ語写本では証明されていない。この写本における異読の存在は、初期キリスト教の多様な性質を強調し、古代キリスト教が固定された一枚岩ではなく、むしろイエスに関する物語の異なるバージョンが初期教会で流通していたという新しい合意を補強しています。その存在は、現代のキリスト教徒に、自分たちの宗教の多様な歴史と本質を思い出させるはずです」
以下ソース
https://mnsatlas.com/?p=86307
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