0001逢いみての… ★
2023/05/27(土) 23:27:42.90ID:CAP_USERセクシービデオに台本が用意されているのを知らない人は多いらしい。現役時代、業界とは関係のない一般の人から「あんなのチャチャッと雑に撮っているのではないのか」「台本なんて必要なの?」なんて言われたことさえある。
たしかに内容によっては“チャチャッと”撮影するが、それでも台本は一応存在している。それがどんな素人ものでも存在しているのだ。セクシー業界の台本執筆は、私が現在担当する業務の一つなので、現場の裏側をこっそりとお教えしよう。
台本のボリュームの多さは内容によりけり。素人ナンパものや盗撮系に細やかな設定をつけてしまえば、リアルさがなくなってしまう。より現実へ近づけたいときや、尺が短く、役を練り込む必要がないときだと台本は2?3ページ程度。詳細と流れだけを簡単に書いた紙を、1枚だけ渡される現場も過去にあった。これだと台本というよりかは超簡易的な企画書のようにも思えるが……。
なお、ドラマものや尺が長い作品だとページ数とセリフの量が一気に増える。90?120分尺のドラマになると、女優は撮影当日を迎えるまでにセリフを暗記せねばならない。そのため、台本は遅くとも数日前までにプロダクションを通じて彼女たちの手元へ届けられる。
ただメーカー側の都合で、超ギリギリに詳細が届くことも少なくはない。私も現場3日前にそこそこなページ数のホン(台本のこと)のデータがきて、激しく戸惑ったのを今でも覚えているくらいだ。
セクシービデオの台本には一体何が書かれているのか、気になる人も多いだろう。肝心の濡れ場の詳細など、男性ならつい聞きたくなる部分だとは思う。業界では濡れ場を「絡み」と表現するが、絡みにおける設定はあまり細かく定められていない。記載されているのは必ずやってほしい項目、男優に織り交ぜてほしいプレイ、だいたいの尺の長さくらいで、1から10まですべてが決まっていることはない。
なぜなら当日は何が起きるか分からないし、予想外の出来事が意外と作品として良い方向に繋がる可能性が考えられるから。絡みに関しては現場次第なのである。いくらオトナ向けビデオの台本と言えど、性的なシーンが多めに盛り込まれているだけで、他の部分はVシネなど、一般的な映像作品とそう変わりない。
ただホンの書き方は人によって大きく異なり、事細かく書く監督もいれば、ざっくばらんなパターンも見られる。この点については書き手の個性が色濃く出るポイントであろう。
「台本なんてあったらつまらない」。“ホンモノ”を求めるユーザーからすれば、作り込まれた世界をつまらなく感じるのも無理はない。役、設定、セリフがあれば作品としての面白さは出るが、「生っぽさ」が消えることは紛れもない事実だからである。
そんな方々に朗報。実際に台本を一切用意せず、すべてアドリブで完成された作品があるのだ。そんなのがあるわけ……と思うかもしれないが、有名メーカーから実際にリリースされている。ホンなしと言えど設定は多少なりとも練られているが、ガチガチにセリフで固めていないことから多くの人が望む“リアル感”が手に入ることだろう。
また、VR作品は基本的に女優のオールアドリブ。VRに関しては撮影の都合上カメラをぶん回しで撮影するので、途中でカットを挟みながら繋ぎ合わせる手法を取らない。よって設定や役はあれど、セリフを細かく指定せず、女優は自分の力で言葉を紡ぎ出すのだ。
台本がある作品を嫌うならパッケージに「台本無し」と書かれたシリーズを探せばいいし、女優の演技力や個性的なセリフを期待するのなら迷わずVRをおすすめしたい。どちらも誰かが書いた台本らしさは薄いので、彼女たちのありのままを楽しむにはうってつけだろう。
続く
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1915923/
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