【性生活】セックスに上手い下手はない? ゲイの友人とのご飯で教えてもらった「サイズの問題以上に大切なこと」
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0001逢いみての… ★2023/05/30(火) 23:43:23.28ID:CAP_USER
 先日ゲイの友人とご飯に行ったところ、

「ストレートはいいよね。セックスの悩みがあっても、本とかがたくさん出てるし」

 と話していた。今は本だけでなく、動画でも「正しい性交渉」「勘違いセックス改善法」といった性教育ツールを多く目にする。

 じゃあ、ゲイである彼らはどんなふうにセックスの質を高め合うのか……。そんな些細な疑問から、私たちの「セックスの本質」が見えてきた。

 予備知識だが、身体的男性同士で行う性交渉は、お尻を使って行われることが多いという。ネットでいくつかのHOWTO記事がヒットしたが、なんでも実際の行為は一筋縄ではいかないこともあるとか。

「ストレート同士の性交渉でもよく、女性の身体をしっかり準備してあげることが必要っていうよね。それと一緒で、挿入される側の男性にも身体と心の準備が必要なの。身体の器官的には、ストレート同士の行為以上にいろいろと準備がいるんだよね」

 現在はLGBTに合わせて検索できるマッチングアプリも普及し、出会いを求めるのも比較的簡単になった。なかには、「身体の相性」を先にチェックしたい人もいる。私の友人もまた、そういった価値観を持つ人だった。

「私たちの行為は、なかなか良質なマニュアルを見つけるのが難しいんだよね。一部のWEBメディアではそういった情報をまとめてくれているけど、読んでみても『いやいや、嘘でしょ』と思っちゃう記事もある。ストレートの人も、思ったことあるでしょ? ネットの記事読んで『こんなのできるわけある?』って。

 やっぱり痛みを伴う可能性もあるし、病気になる可能性だってあるから、初回はかなりセンシティブ。お互いに触れ合って終わるだけも多いよ」

 性行為には相性があるというけれど、予備知識だって大切だ。知識があることで避けられる失敗もあるが、ゲイ向けの正しい情報は、ストレートと比べれば数もかなり少ない。だからこそ慎重に、相手を思いやる気持ちがより大切になるという。

 病気や痛みのリスクも、「ストレートには関係ない」話ではない。ストレートだって、どちらかに相手の身体に関する知識や思いやりが足りなければ、様々なリスクを負わせてしまう可能性もある。

 友人は現在のパートナーとの性への不満をこぼす。

「私のパートナーはまだ若いから、性欲はあるけど時折怖いなって思うこともある。ストレートの子たちにも、サイズが合わない問題があるでしょ? 私たちもそれは同じで、やっぱり大きいと怖い時もあるんだよね。だから、もっとコミュニケーションしてほしいって伝えるようにしてる。

 日本人よりもずっと身体のサイズが大きい外国人と交際していた時もあるけど、なんとかなったし、むしろよかったよ。サイズの問題はセンシティブだけど、それ以上にコミュニケーションすることの方が大切だと思うんだよね」

 大人になればなるほど、経験は増える。外から知識を取り入れなくても、自身の経験だけで失敗を避けることもできるが、人それぞれサイズや欲求、性的嗜好も違う。だからこそ、コミュニケーションして確認し合うのが重要なわけだ。

「私は相手の身体や心を傷つけたくないから、その点をすごく気をつけているけど、ストレートの友人はあまり気にしていない人も多いと感じるんだよね。

 結婚した友人のセックスレスのお悩みを耳にしたりするけど、全然セックスについて話し合わないんだって。私からしてみたら、それじゃあうまくいくわけがないよって思う。

 性的嗜好に限らず、その時どうしたいかって時々で変わるじゃない。長年一緒にいたとしても、折に触れて確認し合うべきでしょ?」

 彼は大人になるまで周りに自身の性を隠してきた人で、周りの変化や人の気持ちによく気がつく人でもある。

「本当にセックスが上手い人って、こういう人なんだろうなあ」とつぶやいたら、彼は笑って返した。

「そもそも、私はセックスに上手い下手なんてないと思ってるよ。だって、サイズは大きいのが好きな人もいるし、そうじゃない人もいる。

 どんなふうにセックスしたいかだって、それぞれでしょ。私はセックスが上手いんじゃないくて、ただコミュニケーションをサボりたくないだけ」

続く

以下ソース
https://kokuhaku.love/articles/23138
0002逢いみての… ★2023/05/30(火) 23:43:36.16ID:CAP_USER
 ネットの海には「セックスが上手い男性の特徴◯選」とか「上手な前戯のやり方」がまとめられた記事が転がっているけれど、それを読んでも、相手にフィットしなければ刺さらない。

 友人はそういったHOWTOを記事で学べなかったからこそ、相手との交流で正解を導き出していた。

 ネットで検索すれば、なんでもまとめが出てくるのも困りものかもしれない。そんなものがあるから、目の前の人に意見を聞くのではなく、自分とネットとの意見だけで問題が解決された気になってしまう。

 何をされたら嫌か、何をされたら嬉しいかは人ぞれぞれ。それなのに、なんとなく本人には聞きづらくて、曖昧にして終わりにしてしまう。

 だから、セックスレスは深刻化していく。

「私は聞きづらいって思ったこと、ないんだよね。だって、相手の気持ちを知れるのって、お互いにとって嬉しいはずだから。

 ゲイ向けの性教材があったらって思うことはあるけど、正解は結局、2人で見つけていくものだから。自分の中にタブー意識があるから、人にも言いづらいのかもよ」

 友人はそうアドバイスしてくれた。パートナーとの暮らしや性生活には、コミュニケーションが不可欠。分かっているようで忘れてしまいそうなことを、思い出させてもらった素敵な夜になった。
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