0001逢いみての… ★
2023/06/01(木) 00:44:51.79ID:CAP_USER米国のニューヨーク州立大学バッファロー校(University at Buffalo)で行われた研究により、世界が終わる前に人々がどんな行動をとるかを、オンラインゲームのサービス終了(ベータテスト終了)をもとに分析されました。
対称となったのは大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)の試験運用終了時の状態であり、サービス終了によってプレーヤーたちは自分のキャラクターや資産を全て失い、同じゲーム世界には二度とアクセスできなくなります。
研究者たちはこの「小さな」世界終焉時に何が起こるかを観察することで、本当の世界終末時に何が起こるかという問題を調べることができると述べています。
研究内容の詳細は『Proceedings of the 26th International Conference on World Wide Web Companion』にて掲載されました。
もし明日世界が終わるとしたら、貴方はどのように過ごすでしょうか?
野蛮な殺し合いや略奪に興じるでしょうか? 溜め込んだ財産をすべて使い切って豪遊するでしょうか? 大切な誰かと静かに最期のときを過ごすのでしょうか?
「世界が終わる時、人間はどのように振る舞うのか?」この問題は、何世紀にもわたって哲学の重要な話題になってきました。
行動に対する罰もなく、未来もない状況でも人々は最後まで道徳を維持するのか、これは幾度となく議論が交わされてきた問題です。
しかし残念なことに、実際に何が起こるかは世界終末が訪れないとわかりません。
そこで今回、ニューヨーク州立大学の研究者たちは、MMORPGという小さなゲーム世界の終焉を分析し、参考とすることを思いつきました。
調査対象となったのは、XLGamesが開発したArcheAgeの試験運用サービス(クローズドベータテスト)であり、終焉を迎えるまでのプレーヤーの行動が記録されました。
試験運用サービスの終了(あるいみで「サ終」)にともない、プレーヤーたちは自らの分身であるアバターをはじめゲーム内の全てのデータを削除されることになっています。
アバターの削除を自らの死、全てのデータの削除を世界の終焉ととらえるならば、MMORPGの終了は、世界終焉時の人々の行動を理解するのに役立つはずです。
調査に当たっては、ゲーム内でのプレーヤー行動にかんする2億7000万件の記録を分析し、世界の終焉が迫ったときにプレーヤーの行動パターンにどんな変化が現れるかを調べました。
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世界終末時によくみられる行動とあまりない行動 / Credit:Canva . ナゾロジー編集部
すると上の図のように、世界終末を迎えるプレーヤーたちには「よくみられる行動」と「あまりない行動」が存在することが判明します。
よくみられる行動には「散財系」のものが多く、最後に豪遊を楽しんでいる人々が多くいることがわかります。
一方、古くから世界終焉時に人々がどんな行動を取るかという問題については、いくつかの予想が存在しています。
1つは道徳を放棄した暴動のような行動が全体に広がるというもので、これはフィクションでもよく描かれる終末世界の典型的なイメージでしょう。
しかし、分析によると殺人(PK)など反社会的行動に興味を持つようになる人は少数に留まっていました。
この結果は、世界終焉時に危惧されていた道徳の全面的な崩壊は起こらない可能性が高いことを示しています。
また、別の予想では、世界が終わりを迎えても人々の行動は「なにも変わらない」とする説も存在しています。
この説では「世界終焉が迫っても、人々はいつもどおり仕事に行ったり、朝の日課のジョギングをしたり、来年の収穫に向けて畑に種をまく」とされています。
しかし研究者たちがデータを分析したところ、プレーヤーたちはレベルアップやクエスト受注など、日常的に行っていたアバターの成長やゲーム内報酬につながる行動を放棄していることが明らかになりました。
この結果は、世界が終わる直前には、人々は自らの成長につながる行動や日常的な業務の遂行に興味を失ってしまう可能性を示します。
続く
以下ソース
https://nazology.net/archives/127015
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