【任侠】「ウォーキング 好きなおやつに つい換算」 健康に関する句が増加 創刊時から続く山口組機関紙の川柳欄が示す組織の高齢化
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0001逢いみての… ★2023/06/04(日) 22:34:56.84ID:CAP_USER
 警察や軍関係、暴力団組織などの内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た驚くべき真実を明かすシリーズ。今回は、山口組機関紙の名物、川柳コーナー掲載作品の変化から読み解く組織と構成員、社会の移り変わりについて。

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 2023年の「サラリーマン川柳」のベスト10が発表された。今年はサラリーマン川柳から、名前が「サラッと一句!私の川柳コンクール」に変わっている。今年のベスト10には、急激に進むデジタル化への戸惑いを読んだ句やコロナを詠んだ句も選ばれた。1位になったのは値上げ対策の日常を詠んだ句だった。

「山口組新報」の川柳コーナーには、年間ベスト10を選ぶ企画はないが、全国の組織から応募される句の中から毎号17句の川柳が選ばれている。このコーナーは俳句、川柳、短歌・狂歌からなり、創刊号から続く人気のコーナーだ

 山口組新報は六代目山口組が傘下組織に向けて発行している機関紙で、全ページオールカラーのB4判8枚からなる。組の行事や法要についての報告や各地の参加組織の地元紹介などが載っている。山口組関係者に聞くと「隅から隅まで読まないが、誰が書いているかチェックする。知り合いが寄稿していれば、そこはきっちり読む」という。

 サラリーマン川柳が世の中の有様を表すと言われるように、新報の川柳コーナーもまた六代目山口組の世相を表しているといえる。末端の組織では、暴対法や暴排条例による規制や取締りにコロナの影響で、シノギが大幅に減少したところも多く、〈何もかも 値上げ値上げで 音が上がる〉26号(2022年7月1日号)と日々の暮らしを嘆く句が詠まれた。デジタル化に絡んでは〈AIも 太刀打ちできぬ 妻の勘〉や、〈じいさんは ライン見たかと 電話くる〉18号(2019年3月1日号)と誰にでもありそうな体験を詠んでいる。

 コロナ前には、暴力団組織らしい句も載った。国内最大の暴力団組織、六代目山口組が分裂したのは2015年8月だ。その翌年、2016年7月1日号の10号に載ったのは、〈盃の 重さ忘れて 私利私欲〉という組を割って出て行った組織を非難する句だ。14号(2017年11月1日号)には〈ガード付 命消えども 名は残る〉という組同士の抗争を想定したような物騒な句も載った。暴力団も昔のように仁義に篤い組織ばかりではない。まして情報の移り変わりが激しい今のご時世、身代わりになってその名が本当に残るのか、疑問の方が残ってくる。

 13号(2017年7月1日号)には〈代替わり 吐いたツバまで 呑み込んで〉という組の代替わりについて詠まれた意味深な句が掲載。組員にとって親分は絶対的存在であるため、時と場合によって、自らの意にそぐわないかような事態が起こるのだ。18号(2019年3月1日号)にも〈この世界 黒いカラスも 白くなる〉と似たような状況を淡々と詠った句が出た。理不尽だと思えることがまかり通るのが暴力団組織であり、このような句が選ばれるのは、組員誰もがそれを当然あるものとして認識しているためだ。

 いかにもヤクザらしい句は14号に載った〈赤とんぼ 指に止まるが 爪が無い〉と〈お洒落でも 一目でわかる その目つき〉だ。ヤクザは見栄を張る商売だけに、見た目や持ち物に金をかける人種だ。洋服やバッグもブランド物が好きだし、高級腕時計や宝飾品もよく身に着ける。だがいくらお洒落に装っても、その目を見れば稼業の者だとわかる場合が多く、「同業者なら一発でわかる」とある暴力団幹部は話していた。

 16号(2018年7月1日号)には〈アツくなり 覚めた時には 檻の中〉という笑えない句や、〈ETC 使えず止まる 高級車>と今年に入り、ETCカードの不正利用容疑で傘下組織の組長らが逮捕される事件を暗示しているような句もあった。

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20230604_1875547.html

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0002逢いみての… ★2023/06/04(日) 22:35:15.49ID:CAP_USER
 高齢化が進んでいるといわれる六代目山口組では、健康に関する句が年々増える傾向にある。2023年3月1日号の28号では〈ウォーキング 好きなおやつに つい換算〉、26号(2022年7月1日号)の〈温暖化 腹のお肉は 段々か〉、24号(2021年9月1日号)では〈出た腹で 自然と保てる ディスタンス〉、22号(2020年9月1日号)では〈いびきより 静かな方が 気にかかる〉、20号では(2019年12月1日号)には〈良い数字 出るまで図る 血圧計〉〈増えるのは、診察カードと 薬代〉など、組織全体として健康への関心が高くなっていることがうかがわれる。

 警察庁の調査によれば、全国の暴力団構成員及び準構成員等の数は、2005年以降減少し、2022年末時点で2万2400人、過去最少にまで減少した。暴力団構成員の平均年齢は54.2歳、50代以上がその半数以上を占めている。六代目山口組に限らずどの組織も組長や幹部らは60代、70代が多くなり、中には健康不安を抱えている者もいるだろう。仲間もシノギも減るが物価は上がる。それでも見栄を張り続け、健康に気を使い、親分には絶対服従、盃や代替わりに縛られる。いくつもの川柳から見えてきたのは、ヤクザの不自由な生き方だった。
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