0001逢いみての… ★
2023/06/08(木) 23:05:05.62ID:CAP_USERそれから6年、現在23歳になった男性はこの間、若者らしく恋もして性交渉もしてみたが、やはり射精後に症状が出現するため、セックスがいやになった。このままでは恋も結婚も無理なのではないかと悩んでいたところ、ネットで見つけたのがプライベートケアクリニック東京・東京院の小堀善友院長のブログだった。
そこには、「射精後に体調不良を起こす、Post-orgasmic illness syndrome(POIS:ポイズ)、別名『オーガニズム後症候群』という、不思議な疾患が存在する」と書いてあった。
小堀院長によると、この疾患の歴史は比較的浅く、初めて報告されたのは2002年で、最近になりようやく論文報告が散見されるようになってきたという。症例の報告は世界中でわずか数百例ほど。それなのに、ブログで紹介するや、わずか2年の間にその情報を見た43人もの患者がクリニックを受診した(オンライン診療含む)。
患者の年代は10代〜60代と幅広く、うち約7割は生来より、残りの3割は後天的に症状が起きていた。
「驚きました。私は大学病院勤務時代に患者を1例も診たことがありませんでしたから。そこで実は、疾患自体が知られていないだけで、潜在的に多くの患者がいるのではないかと推測し、当院での症例と、公表されている論文等を調べて学会で発表しました」(小堀院長)
まずは診断基準。以下の5つに当てはまった場合に、オーガニズム後症候群と診断する。
1.射精後に次の症状が起こる(1つまたは複数):インフルエンザ様の症状、全身倦怠感、筋力低下、発熱、発汗、気分障害、集中力・記憶力の低下、支離滅裂な会話、鼻汁、眼の痒み
2.セックス、マスターベーション、夢精を問わず、射精後数分〜数時間以内に症状が発生する
3.症状は射精後、常に(90%以上)起こる
4.症状は2〜7日間持続する
5.症状は自然軽快する
これらは、あくまで症状のみの診断基準であり、生物学的・化学的なマーカーがある訳ではない(現時点では分かっていない)。
ただ、小堀院長の元を受診した患者は全員、5つの基準すべてが当てはまったという。
結果患者は冒頭の男性同様、セックスやマスターベーションを避けるようになり、人間関係やセルフイメージにも悪影響が及ぶ。海外のケースレポートでは、患者の70%以上が、症状に陥ることを嫌って自慰行為を避けたり、体調を崩したことが原因でスケジュールの変更を余儀なくされた経験があり、62%の男性がセックスを避けるようになったと報告されている。
また原因としては、次のものが報告されているが、実際のところは、結論はまだ出ていないのが現状。つまり原因不明だ。
◎免疫応答(アレルギー)
◎オピオイド(鎮痛薬)離脱症状
◎神経内分泌(体内の神経と神経の間の情報伝達をする役割を担う物質の異常による)症状
◎テストステロン(男性ホルモン)の欠乏
ただ、原因不明ではあるものの、治療法はある。現在までに報告されている治療法は次の通り多岐にわたる。
◎抗ヒスタミン薬(アレルギー反応を抑える)
◎非ステロイド抗炎症薬(炎症を抑える)
◎ステロイド(副腎皮質ホルモンの一種で炎症・アレルギー反応を抑制する働きがある)
◎選択的セロトニン再取り込み阻害薬(抗うつ薬)、ベンゾジアゼピン系抗不安薬(脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬)
◎抗アンドロゲン薬(前立腺がん治療薬)
◎α1遮断薬(高血圧治療薬)
◎テストステロン(男性ホルモンの一種。性腺機能低下がある場合に用いる)
◎患者自身の精液による減感作療法(アレルギー疾患の治療法)
◎精巣上体摘出術(いわゆるパイプカットのようなこと)
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/315440
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