0001逢いみての… ★
2023/06/28(水) 23:23:09.32ID:CAP_USER・作品ごとに撮影の1ヵ月以上前に契約を結ばなければならない
・撮影後4ヵ月以上あけなければ公表できない
・撮影後1年間(現在は移行期間のため2年間)は出演者の意向で作品の販売や配信を取り消すことができる
などのさまざまなルールがAV業界に追加された。
これらのルールは、望まないAV出演やAVへの出演強要などを防止することを目的として作られたが、法律が成立するまでの期間が短く、出演者や撮影企業などの業界のヒアリングが足りていないと批判が集まっており、さまざまな団体が法律改正に向けて活動しているといわれている。
実際、AV新法の影響はどれくらいあったのだろうか。’14年のデビュー以来第一線で活躍する大人気セクシー女優で、AV新法の改正を求める署名運動の発起人でもある、天使もえ(あまつかもえ)さんに、AV新法の「リアル」を聞いた。
「私の場合は“作品ごとに撮影の1ヵ月以上前に契約を結ばなければならない”というルールで1ヵ月収入なしになってしまったことがあります。撮影の日まで契約で決めないといけないので、直前に風邪で声がかれてしまったり体に傷ができてしまったりすると別日に撮りなおすということができないんです。
ほかには、本当に撮影中の内容すべてに対して契約した状態で撮影に臨むので、かなり女優力が問われるようになりました。たとえばドッキリ企画だと、事前にすべて説明を受けているので演技で驚いたり怖がったりしないといけません(笑)。男優さんがちょっといつもと違うことをする、ということもできなくなりました。マンネリ化を防ぐ方法を自分で考えないといけなくなっているので大変です」
天使もえのような人気女優は単体女優と呼ばれ、撮影の頻度はそれほど多くない。契約で決めたその日に撮影するために絶対に体調を崩せないというプレッシャーがあるという。
ほかにも、“撮影後4ヵ月以上あけなければ公表できない”というルールでは、旬の映画やアニメなどのパロディ作品が作りにくくなったり、季節に合わせた作品が作りにくくなったりするなど、さまざまなところに影響が出ている。
そんな中で、一番大きな影響が出たのは“撮影後1年間(現在は移行期間のため2年間)は出演者の意向で作品の販売や配信を取り消すことができる”というルールなのだとか。
「ときどき現場のスタッフさんから取り下げにあったという話を聞きます。撮影の1ヵ月以上前に契約をして、撮影後4ヵ月かけてようやく作品を出すことができるのに、簡単に取り下げられてしまうので、企業側の損害はかなり大きいと思います。
もちろん、女の子サイドの気持ちとしては安心感があるとは思いますが、私が恐いなと思っていることは、名前の出ていないエキストラ男優さんの取り下げ請求ですね。個人的には名前が出ている人に限定して取り下げ権を持たせてほしいなあと思いますけどね」
実際に、制作側が最も恐れているのがこの取り下げのリスクだ。女優や男優などの出演者が簡単に取り下げ権を使うことができるため、これまで多かったベテラン女優と新人・中堅女優のセットという作品が減っているのだという。
このように、AV業界のさまざまなところに不具合を生んだAV新法。この法律の改正に向けて動いている天使もえが感じているのは、みんなよくわからない状態のまま決まってしまった法律なのではないかという不満なのだという。
「参議院議員の音喜多(駿)先生などとお話しさせていただく機会がありました。そんな中、すごく難しい問題だなと思ったのは、そもそも誰がAV新法を言い出したのかであるとか、誰が、どの団体がAV新法を推し進めているのかということを誰も知らないということです。
政治家の方とも何人かお話しさせていただいたんですけど、誰が言い出したことなのか、誰がメインで進めているのか、誰も知らないんです。ものすごいスピードで決まった法律なのに。なので、誰に要望をお伝えすればいいのかわからない状況で、不透明なところもかなり多く、結局のところ何をしたらAV新法の改正に向かっていくのか明確な回答がいただけない」
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/318059