0001逢いみての… ★
2023/07/19(水) 23:22:20.90ID:CAP_USERこの10隻のうちの1隻が日本の「しんかい6500」。さすが技術立国ニッポン。島国でもあるし、海の調査研究は怠りない、と思ったら、
「『しんかい6500』が建造されたのは’89年。すでに潜航回数は1500回を超え、あと5年が限界でしょう。すぐにでも後継機を作らないと、日本の有人潜水船はなくなってしまうけれど、もう日本の技術では作れないかもしれません」
こんなショッキングなことを言うのは、東京海洋大学の北里洋博士。
12000m潜れる「しんかい12000」を建造する計画があると聞くが、
「その計画が持ち上がったのは’14年。調査費は出ましたが、その後予算措置はとられていません」
そのため技術が継承されず、もはや国内の技術だけで作るのはむずかしいというのだ。
「海の中では10m潜るごとに1気圧多くかかります。1万m潜ったら、1?あたり1tという強烈な水圧がかかります。それに耐えるように作るには、たとえば、“名人芸”とも言える溶接技術が必要です。
しかし、『しんかい6500』が建造されたのは30年前。そのときの職人さんはすでにリタイアされ、技術は継承されていません。潜水船が浮上するとき必要な浮力材も、30年間作られることはなく、今はもう作れないでしょう」
’22年8月13日に、東京海洋大学を代表とする研究チームが、小笠原海溝でもっとも深い9801m地点を潜水船で訪れ、「日本人最深潜航記録」を60年ぶりに更新。潜航調査時に海底灯台の役割で投入した無人探査ロボット・ランダーに設置したカメラには水深8336mで深海魚が泳ぐ様子も撮影でき、「もっとも深い場所の魚」として’23年4月にギネス認定されたが、このときの潜水船はアメリカの富豪のものだった。
なぜ「しんかい12000」の計画は頓挫してしまったのだろう。
「一つはバブルの影響です。お金がジャブジャブあったあのころ、政府も産業界も新しいものを作るより、必要なものがあれば買えばいいと思ってしまった。技術革新のためにお金を使わなかった。潜水船だけではなく、日本の技術力が衰えたのはそのためです」
なぜこんなに世界から遅れをとってしまったのかと思ったら、そんなことだったのか。お金があるなら、好きなだけ研究費に使えたというのに……。
ちなみに日本学術会議が「しんかい12000」の建造費として試算したのは300億円(または500億円)。「これでは足りないだろう」と北里博士は言うけれど、マイナポイントにつぎ込まれたお金は2兆円。これだけあったら……?
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/322067
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/