0001逢いみての… ★
2023/07/29(土) 23:42:47.36ID:CAP_USER元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。
なぜか昔からセクシー業界は、一般職より遥かに楽な商売だと思われやすい。軽視されていると言ってしまえばそうで、撮影現場はペペッと撮ってペペッと終わり、女優は何の頑張りもせずお高い焼肉ばっかり食べていると勘違いされがちだ。
どんな仕事でも共通するのは、努力なしで成り立つ商売はないということ。彼女たちはのほほんと暮らしているように見えるものの、裏では涙ぐましい努力と苦労を重ね続ける。
もちろん当の本人たちが努力を努力と意識しているかは分からない。私も現役時代は自身の取り組みを「頑張り」と強く感じたことはなかった。
だが今振り返ると、あれは努力だったと思う。業界外の人間からすると大した内容ではないかもしれないが、これから紹介する内容は内々で生き残るのに欠かせない事柄ばかりである。
セクシー女優の努力の形は様々だが、そのなかでも体型維持は全員に共通する課題。スタイルが変わると今までと異なったキャラクターになってしまうため、体型を乱すと徐々に仕事が取れなくなる。
ぽっちゃり系で売り出しているのなら激痩せなんてご法度。ナイスバディの女優は胸だけでなく、お尻や太ももの肉感まで重視されるからだ。
ちょっと細くなれば「あのムチムチが良かったのに」とファンに嘆かれ、メーカーや事務所からは「ぽちゃキャラで売り出せなくなった」と頭を抱えられ、もう散々。
びっくりするくらい痩せてスレンダー女優への移行ならまだしも、“ちょい痩せ”程度でぽちゃでもスレンダーでもない……となれば、かなり中途半端な立ち位置になってしまう。
スレンダー系に対しても、もちろん同じことがいえる。特に痩せている女優はちょっと肉付きが良くなっただけですぐに分かってしまうので、さらにシビアな目で見られることが多いとか。
型にはめられないタイプはキャラ付けが難しく、結果的にオファーが減る。最悪の事態を避けるためにも女優たちは体型維持に努めるのだ。
派手なネイルを好む層は一定数いるが、企画女優の場合だと撮影内容によってネイルを外さねばならない。
「ユーザーは指先なんて見ていないだろう!」と当時の私は思っていたが、メーカーや監督のこだわりには極力従うのがセオリー。特に当時のたかなし亜妖は売れておらず、女優としての人権がなかった(と、いうかそう思っていた)ので、「ハイ、仕事逃したくないから言うこと聞きまっせ」と、施したばかりのジェルネイルを泣きながらオフするのだった。
人妻ものやコスプレもの、ギャルものなどキャラクター設定が強い企画だと、ヘアカラーやネイルに指示が入りやすい。もちろんその際の美容代はメーカー負担だが、たった1日、あるいは数か月間だけのために女優は時間と手間を割く。
クライアントの意向に合わせるのも仕事の一環。いくら女優はお姫様扱いといっても、どこまでも姫様でいさせてはもらえないのである。
女優のなかでも特に涙ぐましい努力を重ねるのがギャル系。
彼女たちはネイル、ヘアカラー、日焼けサロン代などとにかく維持費がかかり、服装もファンのニーズにお応えして派手にしなければいけない。努力値はトップ、いや、ナンバーワンクラスといっても過言ではないだろう。
デビュー前からギャルだった人も多いが、プロダクションの指示によりキャラ変を余儀なくされたパターンも少なくはない。そうなると「ギャルキャラ」を貫かねばならないので、設定のために陽キャのふりをする、経験人数を大幅に盛る、オタク趣味を封印するなど内面的な部分もなりきる。もう何から何まで“女優”としての振る舞いを心掛けるのだ。
続く
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1930060
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