0001逢いみての… ★
2023/08/02(水) 23:13:19.15ID:CAP_USERいわゆる更年期障害といえば、女性の生理がなくなる前後約10年間に起こるものだというのが一般的だろう。その症状はのぼせ・ほてり・発汗の「ホットフラッシュ」を始め、頭痛や肩こりなど、数百種類に上ると言われている。では、男性の場合は何が起こるのか。6月に男性更年期の専門外来を立ち上げた『医療法人社団梢愛会やまうちクリニック』の山内忠男医師はこう解説する。
「男性の精巣で作られるテストステロン(男性ホルモン)は20代から30代にかけてピークを迎えます。しかしその後は加齢や老化に伴って分泌される量が自然に減っていきます。テストステロンの分泌量が一定量以下に減少することで起こる身体的、精神的な変化のうち、様々な不利な症状をきたす状況を男性更年期障害、LOH(ロー)症候群と言います」
LOH症候群の症状と言われているものには、肥満、疲れやすさ、鬱、不眠、EDなどがある。それはテストステロンの低下によって、男性の体に次のようなことが起こっているからだという。
・筋肉と血液の量が減っていく。これにより代謝量が減るため、同じ量だけエネルギーを摂取していると余ったエネルギーが体に蓄えられて、いわゆるメタボの状態になる。
・EDや睡眠障害が起こる。
・脳の演算能力が落ちてくる。認知に関する能力が落ちるので、物忘れなどが多くなる。
つまり、われわれが普通に「年取ったなあ」と嘆いている症状の多くが当てはまるのだ。山内医師によると、LOH症候群は40代以上の男性であれば誰にでも起こりうるもので、これらの症状にストレスを感じることで、さらに男性更年期障害の悪いループに入っていってしまうのだという。
「これらの変化によってストレスを感じると、副腎というところから、ステロイドホルモンという、ストレスに対応するホルモンが出てきます。すると、ストレス対応ホルモンが精巣からの男性ホルモンの分泌をさらに抑制してしまうという状態になります。要は、1個トリガーが外れてしまうと、ストレスを中心に男性ホルモンの低下がどんどん起こって、男性更年期症状が悪化していくという、悪いサイクルに入ることになります」
このように、男性更年期障害にはストレスが大きく関わっているのだが、それには中高年男性が普段の生活で感じるストレスも含まれる。発症するかどうかのカギは、その人が生活の中で抱えているストレスにもあるようだ。
「例えば、家庭でも職場でも対人関係がうまくいっていて、ストレスをあまり感じない状況だと、テストステロンの低下の具合が緩やかになります。コロナ禍では自宅で待機する状況が増えて、今まで会社員として働いていた中高年以降の男性が、それまで慣れ親しんだ居場所を急になくすということが起きました。
そういう人は、会社という集団社会での成功体験でストレスを解消できる場所をまず奪われてしまう。しかも、実は家庭の中でも居場所がなかったことに気づいて、強いストレスを感じて、鬱のような状態になってしまうケースも多くありました。鬱っぽくなると精神科に行かれる方が多いんですが、今までに経験したこともないようなストレスを感じると、 ものすごく急激に男性ホルモンが落ちるので、男性更年期の症状である可能性もあるんです」
不眠などの場合、精神科で処方される眠れる薬を使うと男性更年期障害がかえって悪化してしまうこともあるそうだ。だが、単なる老化と見分けがつきにくい症状を男性更年期ではないかと疑ってかかること自体、なかなかハードルは高い。
「やっぱり年を取ったということで、『こんなもんだろう』って納得してしまうことは多いと思います。でも、“こんなもんじゃない”可能性もあるんです。あるいは、これは本当に老化なんですか、老化っていう言葉にマスキングされている病的な状態なんじゃないですかっていう可能性です。それはホルモンが下がったことによる症状、立派な内科的な臨床症状なんじゃないかっていうことですね」
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/324652
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