0001逢いみての… ★
2023/08/03(木) 22:35:49.85ID:CAP_USER京都の嵐山エリア近くに住む40代女性(パート勤務)・Aさんは、観光地に住むがゆえに、これまで幾度となく「泊まらせて」と言われてきた。
「夫の地元が京都で、結婚を機に移住しました。私は東京出身で、関東に友人や親戚が多いんですが、京都に移ると、『今度行くから案内して』『泊まらせて』といった依頼が連発。最初は京都まで来てくれるのが嬉しくもあったのですが、会ったり食事をしたりするならともかく、泊まらせてというのはちょっと……。子供の友人以外は断っています」(Aさん)
Aさんによれば、何かしら理由や条件をつけてAさんの家を“便利な観光の拠点”にしたがるのだという。
「学生時代の友人がSNSを通して、数十年ぶりにメッセージを送ってきたんです。私が京都に住んでいると知ったようで、久しぶりに会いたいから家族でお邪魔していいかというような内容でした。小学生と中学生の子供がいるとのことで、全員分の宿泊代を浮かそうという魂胆が見え見えです。子連れというのはなかなかびっくりで、『狭い家だし、何ももてなせない。ホテルや旅館の方がくつろげるから』と断りました。
親戚からは、突然『いま京都についたから、迎えにきて』と電話が来たことがあります。都合が悪いと断ると、『じゃあ明日案内して』という。一日タクシーを貸し切って案内してもらえるサービスとか、バスで回るとか、観光案内所に行けば教えてくれるよと言って電話を切りました。とにかく厚かましいんですよね……」(Aさん)
30代男性(メーカー勤務)・Bさんは、職場に近いという理由で東京ドームの近くに住んでいる。いわゆる観光地ではないかもしれないが、「『泊まらせて』は年がら年中です」と苦笑する。
「僕は、野球ファンでもアイドルファンでもプロレスファンでもありません。ただ職場への近さを求めた結果、たまたま東京ドームまで徒歩で行ける距離に住んでるだけなのに、『ライブや試合、行きたい放題じゃん』と勝手にうらやましがられたり、『巨人ファンなの?』『音漏れ聴こえる?』と興味津々に聞かれたりします。厄介なのは、『今度東京ドームに行くから泊まらせてほしい』という人です」(Bさん)
Bさんは、「基本的に断る」という。
「土日にイベントが開催されることが多いので、『今度○○のライブがあるから、週末泊まらせて。日中はいないし、荷物を置かせてもらって、寝る場所だけあればいいから』というのが決まり文句ですが、こちらは片付けなきゃいけないわけだし、なんだかんだ人を泊まらせるのは疲れるし……。断りながら周辺のホテル情報をセットにすることで、『本当に無理なんだな』ということをわかってもらいます。
例外は、親族と学生時代の親友ぐらい。やはりある程度“同じ釜の飯”を食べたことのあるレベルの関係性じゃないと厳しいです」(Bさん)
海外在住者も似たような状況を口にする。50代男性(フリーランスデザイナー)・Cさんは、観光大国のタイ・バンコクでタイ人の妻と暮らしているが、友人や親戚が度々訪れるという。
「たしかに『タイに来るときは連絡して』と言ったことはあります。でも本当に来る人が意外と多くて、ゴールデンウィークやお盆は予定がパンパン。泊まる場所の提供だけでなく、観光案内と軽い通訳係もさせられています」(Cさん)
ただしCさんは「ホテル代わりや観光案内ぐらいなら、まだマシ」という。それ以上に厚かましい人たちがいることを明かす。
「『子供をタイの大学に留学させたいけど、海外は不安だから、居候させてほしい』とか、『うちの子供をホームステイさせて』とか。お金をくれるならともかく、図々しいにもほどがありますよね」(Cさん)
もちろんなかには、喜んで泊まらせてくれたり、案内してくれたりする関係性の人もいるだろうが、親しき仲にも礼儀あり。観光地に住む人ならではの苦悩があるようだ。
以下ソース
https://www.moneypost.jp/1049048