0001逢いみての… ★
2023/08/29(火) 23:33:17.06ID:CAP_USER東アフリカ原産のハダカデバネズミは、体長約10〜13cmのげっ歯類で、基本的に地中で生活しています。ハダカデバネズミは、同じサイズのげっ歯類に比べて並外れた寿命を持っており、同じサイズのげっ歯類のほぼ10倍の約40年生きると考えられています。
また、ハダカデバネズミは他の動物と異なり、加齢とともに生じる神経変性や心血管疾患、関節炎、がんなどの病気にかかることはほとんどありません。
ロチェスター大学のベラ・ゴルブノワ氏やアンドレイ・セルアノフ氏らの研究チームはこれまで、ハダカデバネズミが老化や病気から身を守るためのメカニズムについて数十年にわたる研究を行ってきました。これまでの研究で、ハダカデバネズミは他の哺乳類と比べて高分子ヒアルロン酸(HMW-HA)の量が多いことが報告されています。
研究チームによると、他のマウスや人間と比較して、ハダカデバネズミは体内に約10倍のHMW-HAを蓄えているとのこと。以前の研究では、ハダカデバネズミの細胞からHMW-HAを除去すると、ガン細胞の発生リスクが上昇したことが明らかになっています。
研究チームはハダカデバネズミの寿命の長さについて、HMW-HAが鍵を握っていると推測。そこで研究チームはHMW-HAの生成に関与する遺伝子であるヒアルロン酸合成酵素2遺伝子をハダカデバネズミからマウスに移植しました。
ハダカデバネズミの遺伝子を移植されたマウスはHMA-HAレベルの上昇を示し、通常のマウスと比較して平均4.4%長生きしました。また、遺伝子を書き換えたマウスはがんの発生率が低く、加齢に伴う炎症が減少し、腸のバリア機能が改善したことが報告されています。
ゴルブノワ氏によると、遺伝子を移植されたマウスのHMW-HAは、マウスの免疫系を直接調整し、細胞を酸化による損傷から保護したとのこと。その結果、マウスの寿命が延びた可能性が示唆されています。今回のマウスでの結果は、ハダカデバネズミの長寿遺伝子が別の種類の動物に移植できる可能性があることを示しています。
ゴルブノワ氏は「ハダカデバネズミにおいてHMW-HAの量が多いことが発見されてから、今回のマウスでの実験結果が得られるまでに約10年かかりました」と述べ「次なる私たちの目標は、今回の実験結果を人間に適用することです」と報告しています。
研究チームによると、人間にハダカデバネズミの長寿遺伝子を適用する際には、「加齢に伴うHMW-HAの分解を遅らせる」もしくは「体内でのHMW-HAの合成を強化する」の2つの選択肢があるとのこと。
セルアノフ氏は「私たち研究チームはすでにヒアルロン酸の分解を遅らせる分子を特定し、前臨床試験でテストを行っています。今回の私たちの発見が、人間の長寿と健康に利益をもたらす手段となることを願っています」と述べています。
以下ソース
https://gigazine.net/news/20230829-naked-mole-rat-gene-longer-life/
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