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小林愛実

選手層の厚い岡山女子に今後の飛躍が楽しみな若手レーサーを見つけた。それが１２７期の小林だ。

来年１月からの適用勝率（今年５月〜）は１９日時点で４・３８で、今期勝率（２・９３）から大幅アップ。９月の三国一般戦で初の準優進出を果たし、児島ヴィーナスシリーズでは４勝。続く江戸川ヴィーナスシリーズも２勝とアピールした。

「自分の感覚的に大きく変わったところはないですね。レースではまだまだだし、もっと頑張らないと」

自己評価は厳しいが、白星の増加や勝率の上昇は地力がついてきた証拠だ。強い向上心を胸に走り続ければ、今後の数年で急成長を遂げる可能性は十分ある。

ボートレーサーという職業を意識したのは幼いころから。「通っていた空手の道場で仲良しだったのが柏野（幸二）さんのお子さんだったんです。それで柏野さんのレースを見るようになって、私も（ボートレーサーに）なりたいと思うようになりました」

養成所の入所試験は高校卒業後に２度目で合格。２０２０年１１月のまるがめでのデビューからもうすぐで３年が経過する。「ボートレーサーは楽しい。楽しめているときは成績もいい気がします」と笑顔で語る。

「きれいなレースができる選手になりたいですね。まだまだ粗いところが目立つので。（目標は）Ａ級昇格と初優出です」

ボート界で輝くトップレーサーを目指して、これからも腕を、そして自分自身を磨いていく。

（立山友基）

■小林　愛実（こばやし・なるみ）
２０００（平成１２）年４月２２日生まれ、２３歳。岡山県出身。
１２７期として２０年１１月にまるがめでデビュー。
特技はヨット。趣味は音楽鑑賞。好きな食べ物はチョコレート、肉。好きな言葉は『大丈夫』。
２６日開幕のからつ一般戦に出場予定。
１４９センチ、４７キロ。血液型Ｂ。

以下ソース
https://www.sanspo.com/race/article/general/20231020-OH6RNUMDHRITRO7IJ6PKY7LUCA/

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