0001逢いみての… ★
2023/11/01(水) 23:18:22.60ID:CAP_USERhttps://tokyo-sports.ismcdn.jp/mwimgs/2/c/880w/img_2cc186bdf8834cd2c01af7c15d1ea051204944.jpg
ラッタッタババア
オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第161回は「ラッタッタババア」だ。
2023年に福岡の「夜間診療所」というコンセプトバーに行った時、従業員の女性から聞いた話である。昭和時代からささやかれていた都市伝説らしい。とある神社の境内に深夜2時に行くとこのババアが出てくる。手には包丁を持っており、猛スピードで追いかけ回すという。
「ラッタッタ」という響きといえば、ある程度の年齢の人は原動機付自転車を思い出すのではないだろうか。1976年に本田技研工業が原動機付自転車「ロードパル」を発売した時、コマーシャルに「ラッタッタ」というフレーズが使用された。イメージキャラクターを務めていた女優ソフィア・ローレンがタップスターターを踏みながら、そうつぶやいていた。
ラッタッタババアという妖怪は設定上、何かが欠けているのではないだろうか。ババアが包丁を持つだけでなく、ロードパルに乗って、「ラッタッタ」と言いながら追いかけてくるという設定があればバッチリだった。それぐらいラッタッタという響きには、高速で移動するものというイメージがついていたのだ。
それにしても、四十数年前に発売された原動機付自転車が妖怪の名前として残っているとはなんともノスタルジックな話である。
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/281417