0001逢いみての… ★
2023/12/13(水) 23:11:16.08ID:CAP_USERhttps://tokyo-sports.ismcdn.jp/mwimgs/e/f/880w/img_ef01ed24ec6b96a8c2116f228ff1e2af201849.jpg
犬面人
オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第167回は「犬面人」だ。
「人面犬」とは真逆の存在である。人面犬は顔が人間で、体が犬である。犬面人は顔が犬で、体が人間である。
この妖怪は、埼玉県の大宮に出没したといわれている。男性ではないかと思いがちだが、大宮に出没した時はOL風の女性であったとされている。出没したという記録は1件しかないので、詳しいことはよく分からない。
犬の吠える声は魔物を退けるものだ。天皇陛下の大切な行事では、犬吠えの民というものが列の先頭を務めるといわれている。つまり、犬の鳴き声をまねることによって、葬列の行き先を浄化したり、魔物を払ったりする。
また、犬は多産の神様という解釈もある。妊婦の枕元に紙で作った犬の人形を置く慣習は、江戸時代から日本で盛んに行われた。犬はたくさんの子供を無事に産むことから、このようなことが行われたのであろうか。
なお、この人面犬と犬面人の関係は他の妖怪にも当てはまる。ちょうど「くだん」と「牛女」の関係がそれに該当する。人間の顔に牛の体がくだんで、牛の顔に人間の体が牛女なのだ。
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/285753