3年にわたる熱愛が報じられた女優の有村架純(30)と「King & Prince」の高橋海人(24)。それぞれの所属事務所は交際を否定しておらず、ファンのあいだでも「お似合いカップル」「3年バレていないのは偉い」などと、肯定的な声も聞こえてくる。

 一方で、2人の年齢差が6歳ということに驚きを隠せないファンもちらほら……。しかし、最新の「2021年社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、結婚相手の女性に「経済力」を求める男性が増加しているという結果もあり、自立した年上女性の人気はますます高まっていきそうだ。

 有村&高橋のように“女性が年上のカップル”という当事者に話を聞くと、さまざまなメリットがあるという。

 まずは男性の声から。

「僕が27歳、彼女が34歳のカップルです。先輩の紹介で知り合いました。彼女は看護師をしていて、僕はアルバイトをしながらバンド活動を続けています。活動自体は下北沢をメインにしていて、固定客は30〜50人くらい。正直、これだけで食べていけるわけもなく、アルバイトを掛け持ちしています。

 彼女はバンド活動も応援してくれていて、経済的にも支えてもらっている部分は多いです。世間的には“ヒモ”という印象を持つ人もいるかもしれませんが、僕らはそうではありません。彼女の負担にはなりたくないので、僕もできる限りお金を入れて、家事もするようにしています。彼女の仕事が終わる頃には、夕飯を作って家で待っていたり、『演奏して!』と言われたらベースを弾いて歌ったり(笑)。まったり暮らせて幸せです」(Aさん/男性)

「彼女はメディア系の企業で働く36歳、僕は不動産関係で働く28歳です。今まで、年下か同い年の彼女としか付き合ったことがなく、初めて付き合った年上彼女が8歳年上の今の彼女です。それまでは、過去の彼女たちに対して、ちょっと張り合ってしまう気持ちだったり、カッコつけたりする部分があって。僕自身そういうプライド高くして接することに疲れていたんです。

 でも、年上彼女と付き合ってみて、女性の前で無理に自分を繕う必要がないとわかった。純粋にナチュラルな気持ちでいられますし、給料も彼女の方が多いので素直におごってもらうこともできる。年上の彼女は包容力もありますし、対等に話ができるので、男が変なプライドを感じなくて良いという魅力があります」(Bさん/男性)

 女性の声も聞いてみよう。

「私はいま42歳、彼は29歳です。私が私立大学で理系学科の教員をしていて、彼氏はシステムエンジニアです。4年前、彼が25歳だったころに、お互い共通の趣味の世界で出会いました。アプローチは彼氏からでしたが、その時点で私が38歳だったので、妊娠や出産は望んでいなくて、また法律婚に対してもNGという立場でした。

 ただ、彼氏は『あなたの思想や人生設計をすべて尊重します。必ず幸せにしますし、あなたが考えているフェミニズムのことなども学んでいきたい』と言ってくれました。現在でも仲良く過ごしていますし、やはり体力的にも若い男性が一緒に暮らしてくれることは助かる点も多いです。12歳差で周囲に驚かれることも多いですが、これまで交際したどの男性よりも精神的に自立しているし、私を尊重してくれますね」(Cさん/女性)

 女性の社会進出や職業選択の拡がりによって、経済的にも自立した女性が増えている。専業主婦が多かったかつての時代は「年上男性、年下女性」という組み合わせが目立ったが、今ではそうした固定観念も払拭されつつあり、「自立した年上女性」に魅力を感じる男性も増えているのかもしれない。

以下ソース
https://www.moneypost.jp/1096605