0001逢いみての… ★
2023/12/31(日) 00:25:15.56ID:CAP_USERhttps://tokyo-sports.ismcdn.jp/mwimgs/2/b/880w/img_2b675b1d551ae10255ebc6e0ab68ba40331945.jpg
ドワイヨー
夜になるとオオカミの姿に変身し、家畜や人間に襲いかかるといえば、オオカミ男が即座に思い浮かぶだろう。その多くは伝承やフィクション作品の中で語られるにとどまっているが、まるでオオカミ男のような謎の怪物が、現実に目撃されていたのである。
「ドワイヨー」と呼ばれるその存在は、米メリーランド州で目撃が報告されているUMAである。体長はおよそ1・5メートル。全身を黒い毛で覆われ長いふさふさした尻尾を持ち、見た目はまるでオオカミである。奇妙なことに、人間のような体格を持ち、直立二足歩行で移動し、前脚を腕のように使うというのである。
最初は1944年。フレデリック郡ウエスト・ミドルタウンの住民たちが、ある日、突然轟く「恐ろしい叫び声」を聞き、近辺を回ってみたところ謎の生き物の足跡が残されていたという。
65年には、ジョン・ベッカーと名乗る男性がドワイヨーと遭遇した出来事についての記述を地方紙に送っていた。彼によると、自宅にいる時に庭の方から物音がすることに気付いた。確かめに行ってみると、そこには熊のように大きく、長くて黒い毛と尻尾を持ち、後ろ脚で直立する謎の生物がいたというのだ。その生物はベッカーに襲いかかってきたが、なんとか抵抗を続け、最後にその生物は森の中へ逃げるように消えていったという。この記述は、ドワイヨーに関する初めての詳細な報告となり、大きく掲載されることとなった。
これ以降、ドワイヨーの目撃は増えていく。66年の夏、地元の男性がガンブリル州立公園で、シカほどの大きさでこげ茶色の毛で覆われた二足歩行の謎の生物を目撃し、近づいて行った途端に恐ろしい叫び声をあげて去って行ったという。彼の目撃によれば、その生物はクモのように脚が体の横から生えており、奇妙な歩き方であったという。
76年の秋には、自動車に乗っていた2人の男性が運転する車の前を横切るオオカミのような生物を目撃した。彼らの証言によると、その生物の下半身にはシマ模様の帯があったというのだ。
78年にも、自然保護官の2人がカニングハム・フォールズ州立公園近くで「二本脚で走る大きな毛むくじゃらの生物」に遭遇したと報告している。
このように、ドワイヨーは少なくとも30年間にわたり、メリーランド州の各所で目撃が相次いでいた。ベッカーが襲われたという以外の人的被害は報告されていないが、その当時、森の中でバラバラにされた犬の死骸が発見され、また家畜の牛がバラバラにされているといった奇怪な出来事も発生しており、ドワイヨーの仕業ではないかとも考えられた。
興味深いことにドワイヨーはとある別のUMAと併せて語られることがある。実はメリーランド州では、「スナリーガスター」と呼ばれる別の怪物の存在も語られているのだ。
1730年代にドイツ人移民がこの地へ入植した際、巨大な翼、長く鋭いクチバシ、鋼鉄のようなカギ爪、額にもう一つの目を持つドラゴンのような怪物に脅かされたという記録が残っているという。
そして、ドワイヨーとスナリーガスターは宿敵の関係にあり、遭遇するたびに戦闘を繰り返してきたというのだ。ドラゴンVS獣人という世にも珍しい異種の対決が、この地では繰り広げられているようだ。
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/photo/287367