0001逢いみての… ★
2024/01/10(水) 23:00:25.73ID:CAP_USERオカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第170回は「サイトーさん」だ。
かつて学校に必ず1人は在籍していた用務員のおじさんの妖怪である。この連載でも、用務員のおじさんらしき妖怪は「倉庫のおじさん」という名前で紹介した。
この「サイトーさん」は、もっと変態チックな香りがして、妖怪臭が強い。トイレに現れて、お尻を拭いてくれるというのだ。この辺、なんだか親切なのか、おせっかいなのか分からない。なんとなく、実在した人物がモデルになっている可能性の強い妖怪ではある。
人のお尻を拭く妖怪は、他にも存在する。伝承妖怪には女性のお尻をペロリとなでる「かいなで」という妖怪がいる。また、「カッパ」もこの行為をすることが多い。
かつて学校で大便をする行為は、他の生徒からからかわれる対象となりえた。そのため、筆者が小学生時代には、大便をしていると上から雑巾が降ってきたり、外から鍵を閉められたりしたという話がある。中には、大便をするためにわざわざ自宅まで走って帰った友人もいたくらいである。
小学生にとっての小学校は子供が主役で、大人である教師や用務員は妖怪や異人扱いであったのだ。そのため大人は妖怪にされやすいといえよう。
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/288466