小池派の自民区議、身上書提出しない方針 都連要求拒む
朝日新聞:2016年12月3日09時38分
http://www.asahi.com/articles/ASJD301DGJD2UTIL06H.html?ref=rss

 7月の東京都知事選で、自民党の方針に反して小池百合子現知事を応援した豊島区議ら7人が、
同党都連の下村博文会長と会談した際に提出を求められた「身上書」を、期限までに提出しない方向で最終調整していることが2日、関係者への取材でわかった。

 「身上書」は、区議を除名する方針の都連が、処分を見直す判断材料としていた。
下村氏が示した期限は今月5日だが、小池氏周辺や区議らによると文書は出さず、都連側に出向くことも考えていないという。


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小池派区議「自民に残りたい」都連会長「文書見て判断」
朝日新聞:2016年11月28日12時23分
http://www.asahi.com/articles/ASJCX3DVSJCXUTFK001.html

 7月の東京都知事選で、自民党の方針に反して小池百合子現都知事を支援した区議7人の代表者と、同党都連の下村博文会長が28日会談した。
党都連の除名方針に対し、区議は「7人とも自民党に残りたい」と処分の見直しを訴えた。
下村氏は1週間以内に文書を提出するよう求め、会談後記者団に「(処分見直しは)『身上書』を見て判断したい」と述べた。

 会談したのは、小池現知事を支援した豊島、練馬の両区議7人のうち代表者2人。
党都連は9月、7人に離党勧告処分を出し、10月30日までに離党届を出さなければ除名する方針を決定。
7人は離党届を提出しなかった。
小池知事への世論の支持が高いことから、党内で処分見直しを求める声が出て、都連は処分の判断を延期している。