【ベロモトのキラリルーティン・1】

・AM新宿某店入場。退出無料券をゲットし、まず女性ルームをチラッと覗いた後、受付で本日来店嬢のプロフをメガネを半分ズラしつつ鼻下伸ばしながら舐めるように観察。

・その後、他の2店舗もハシゴし上記同様の行動をとる。(1周目は軽いウォーミングアップ)。好みの嬢のプロフを見てカクカクベロベロにスイッチが入る。

・2周目。軽いジョギング程度に3店舗を視察。この時間帯にライバルのレジェンドたちはまだ来店していない。
舌で空(くう)を突きながら闊歩しているベロモトは通行人の注目を集め、珍しいので中国人観光客に写メを撮られる。
挙動不審のため警官に職質されそうになるが、うまく交わす。

・3周目。ギアチェンジ!
ようやくライバルのレジェンドたちが徐々に来店しはじめる。新規トーク優先券や後出しジャンケンの戦略を練りはじめる。
ゴールデンタイムまでまだ時間があるため、新人店員やアイザワなど数少ない常連仲間と雑談したり、店内PCで遊んでる時にPCに向かってガリガリカクカクベロベロし、来店客に自慢の横顔や不快なプリケツをアピール。

・4周目。新規嬢来店!いっきにボルテージが上がり、ガリガリカクカクベロベロはMAX状態に、某レジェンドの新規トーク優先券に対抗して、自身もこれを上回る2枚を提示してトーク順一番目を確保することを試みるも店員に却下される。
抽選券同士のジャンケンとなり、後出しジャンケンを駆使して一番目を狙うも、最初にパーを出す癖は完全に読まれており、レジェンドに敗れ新規嬢を拐われる。
これを機に巡回速度をアップする。

・5周目。
腹が減ったので、巡回ルートの路端でコンビニで買った握り飯・菓子パン・饅頭を頬張る。
はたから見るとまるで古事記のようだが、本人は気にする様子も無く、路端で飯を食っていてもキラリを出入りする嬢のチェックは怠らない。