だが、数日後「さみしい」とラインが届く。少し無料通話で会話して、夜中だけどタクシーですっぽかされたあの駅まで向かった。
今度は現れたよ。でも、写真は盛り過ぎだった。実際は年齢自称30歳プラス10歳は言ってそうなBBA。しかも、糖質メンヘラリストカッターで生活保護費受給中とのこと。歯もかけていてボロボロ。
さすがに帰りたくなったが、俺の中の冒険野郎の血に火かがついてしまい女のアパートまで同行。おじゃますると部屋が汚ねぇ!まー、精神の病気だから仕方ないがここで裸になるのが躊躇されるような荒れたワンルーム。
ここにきてまた怖気付いた俺は世間話でもして帰ろうかと思ってたんだが、「さぁ、しようか!」の一言にやらざるおえなくなった。
目を瞑っていれば、セックス自体は気持ちいい。しかも生だし。「大丈夫なの?」って聞いたら、「もう子供産めない体だから」だってさ。鼻の奥がツンとした。
1発目は中出し。そのあとはすぐフェラで立たされて、また挿入。20分くらい頑張ったけど終了。「明日仕事あるから」と言い訳して離脱した。
帰り途、エロとは別の意味で貴重な経験をさせてもらえて感謝の念が沸くと同時に、空恐ろしい気持ちになった。根本敬の漫画の住人になったような気分で始発に乗って帰ったよ。