赤褌野郎

吾郎と会う前のことだ。
俺は冬でも日差しの良い日は近くの海岸まで焼きに行く習慣があった。
その日もいい天気だが寒くなりはじめた海岸には誰もいなかった。
俺は作務衣を脱ぐと黒褌一つで砂浜に敷いた茣蓙に寝ころんだ。
ぽかぽかする日光が気持ちいい。気持ちいいと魔羅もむくむく勃ち上がってくる。
俺は黒褌の隆起した前袋を一揉みした。ウオッ。
そうやって魔羅をいじくりながら身体を焼いていた。
すると隣に人影が差した。20代位の逞しい男で色黒の身体に赤褌を締めていた。
「隣いいですか?」といって赤褌は俺の隣に寝そべった。
しばらくすると「いい身体してますね」と声を掛けてきた。
「君も凄いぞ」俺は応えた。
俺達は身体を起こし視線が絡み合った。
赤褌野郎の手が伸びて俺の身体をまさぐり突っ張った前袋で止まった。
俺も赤褌の前袋を掴んだ。既に隆起し先走りで濡れている。
俺達は抱き合い口を吸い合った。俺は赤褌野郎の下帯を荒々しく引き剥がした。
足を持ち上げると毛深い雄穴がヒクヒクしている。
「いいかッ!」
「オウ!」
俺は魔羅に唾を塗り込むと赤褌野郎の雄穴に一気に突っ込んだ。
「ウオー!」
「いいぜッ!締まるッ!」
こうして俺達の交尾は夕暮れまで続いたのだった。