吾郎3

週末、また吾郎が訪ねてきた。
「ちわっす、練習して六尺カッコよく締められるようになったから、見て欲しいッス」
「おう! 今日は陽気がいいから焼きに行こうと思ってんだ。一緒に来いや!」
「ウッス」
俺は吾郎を自転車の後ろに乗せ、一つ山の向こうにある浜辺まで走らせた。
途中、吾郎が後ろから俺の魔羅を掴んでいたずらしてきた。俺の魔羅はもう既にギンギンだった。
「おい止せよ、チャリが倒れちまうぞッ!」「受け身は慣れてっから大丈夫ッス」
他愛のないやり取りをしているうちに浜辺に着いた。
春の陽光が照りつける砂浜には俺達しかいない。俺は作務衣を脱ぐと六尺一本になった。
俺は黒褌だ。
「兄貴、カッコいいスよ!」と云って吾郎も短パンとTシャツを脱いで六尺一本になった。
六尺姿はなかなか様になっていた。ゴツイ吾郎の身体は雄の色気ムンムンだ。
「おう! カッコよく締められたじゃないか、お前もこれで一人前の野郎だな!」
「兄貴、嬉しいッス!」
俺は吾郎の前袋を握った。魔羅は既に半勃ちで布はバリバリした感触があった。
雄臭い臭いもしていた。
「エヘヘ、兄貴に言われた通り、六尺の中で出して洗ってないんすよ」
「いいぞッ! それが本当の野郎てもんだ! さあ、焼こうぜ!」
俺達は並んで砂浜に仰向けになった。俺の黒六尺の前袋すでに富士山のように盛り上がり、
天を衝いている。それを横目で見ていた吾郎の前袋もムクムクと盛り上がってきた。