今週末も吾郎が訪ねてきた。
「兄貴、相撲取らねえっすか?」
掘ってくれと遠回しにねだっているのだ。
俺も今日は違った趣向で行こうと考えていた。
「オウ、上がれや」
「ウッス」
吾郎は部屋に入ると短パンとTシャツを脱ぎ六尺一丁になった。
前袋は既に盛り上がって先走りの染みができていた。
雄汁が乾いた黄色い染みと合わせて強烈な雄臭さがむんときて俺をそそった。
「そこに正座しろ」
俺は吾郎を座らせると、用意した縄を取り出した。長い縄は二つ折りにされ、
何ヶ所かに結び目が拵えてある。
俺は縄の端を吾郎の首に掛けた。
「何するんすか?兄貴」吾郎はちょっと不安そうだった。
「黙ってじっとしてろ!」俺はきつく言った。
俺は縄を素早く吾郎の身体に掛けていき、菱縄に縛り上げた。最後に手を後ろで縛った。
「兄貴、キツイッす」身体をよじればよじるほど縄目が食い込む縛り方なのだ。
「本当の野郎になりたきゃこのぐらい我慢しろ!」
六尺一丁のがっちりした身体をギチギチに縛り上げられた吾郎の姿は野郎の色気ムンムンだ。
俺の魔羅もすでにギンギンだ。俺も作務衣を脱いで六尺一丁になった。