何よりも電話の先にいる子(大人かもだが)が面白かった。沢山の個部屋に入ると様々な人からのアプローチがある。
「何時にトモダチと逢う約束だから、直ぐに会ってね。」とか、自分の都合でケツカッチンを堂々と言う女子高生。
「子供を迎えに行く時間があるから。」と、普通に言うおばちゃまとか。そんなのが沢山いたよ。これが普通。
ネクタイ姿の企業戦士が出入りして続々と相手を確保して出て行く、それが普通だった。だから若造が来れない。
次々と約束を決めて出入りするのがテレクラの実態だったし。
中に、延々とコールが鳴るが誰も出ないことも多い。早取り専門なのだが誰も出ない。これが面白かった。
ほぼ(障害者差別ではないが)知的障害者が電話してくるケースだ。何回か対応しての「誰も相手にしない。」わけ。
話し相手が欲しかったのか、知的障害者のコールは案外と多かった。出ると意味不明な長電話になる。みんなスルーだよ。
元気のない声、普通の声、経験多そうな事務的な言い分、本当に面白かった。ちんことかまんこの遥か手前の出来事だよ。