現状で満足することが難しく、
さらに良い相手が現れると信じる人も、陥りやすい傾向があると言われます。
理想を求め続ける人も、依存しないよう注意が必要です。
相手の予定や体調を考える余裕がなく、
代わりを探して欲求を満たす場合も、依存しやすい傾向にあります。
相手が拒否すれば不機嫌になったり、
強要するなどの行動が見られるようであれば、問題があると考えられます。
ストレスや欲求をコントロールできず、
性的な行動を第一に選ぶことがあればセックス依存症になりやすいでしょう。
セックス依存症（セックス中毒）は、
性嗜好障害と言われる精神的な疾患です。
性的な行動が抑えられず、生活に支障をきたす場合、
専門家への相談が必要となります。
セックス依存症は、
一時的でも自分が抱えているストレスや不安から逃れようと、
性の対象に依存するものです。
依存している間、脳内にドーパミンというホルモンが分泌され快感が得られます。
同時に、β−エンドルフィンが分泌され、ストレスを緩和させると考えられています。
β−エンドルフィンは視床下部から放出され、脳内麻薬とも呼ばれます。
しかし、満たされると放出が止まり、それを抑える物質が出てくるため、
継続できない仕組みとなっているのです。