人妻ヘルスの、というか、
風俗の世界は真面目一筋に生きてきた私には目からウロコだった

この辺のくだりはまあ端折るけど、
即金が入るようになったのは本当に助かった

しかし、束縛の強い嫉妬深い元パートナーが私の変化を見逃すはず無かった
私は仕方なくヘルスで働き始めた事を告白した
奴は大ショックを受けてたけど、
「じゃあ、支払いはどうするの?貴方は自己破産してくれるの?他に稼ぐ方法はあるの?」と、食い下がって風俗勤めを認めさせた
条件は、大切な存在に決してバレないようにすること
そこは二人の意志は最期まで一致していた

しかし奴にとって私は「愛する女」から「金ヅル」になった
奴は私にこの仕事をさせる罪悪感から逃れる為に「愛する女に裏切られた哀れな男」となって、
ますます無駄遣いをする事で自分の傷を癒すと共に、私に対する復讐を果たした
つまりは、奴は名実共に私のヒモになったのだ