「出来ないっ…そんなこと出来ないよっ…」

駄々をこねる様に泣き続ける高校生にS田S雄様たちはイラついた様子で声をあげると
高校のロゴが刺繍された真っ白なYシャツに手をかけた。

「早く脱げって、言ってんだろっ」
「ヤダッ、ダメッ、ダメーーーーーッ」

両手で胸をかばう様にして背中を丸めた高校生は、そのまましゃがみ込むと脚をバタつかせながら悲鳴を上げた。

あまりに激しい抵抗に焦りながらも、三人は高校生の体をしっかり押さえると
ボタンを急いで外してゆき、完全にYシャツの前をはだけさせるとゲームでも楽しむように声をあげた。

「ひん剥いちまおうぜ」

なんとか逃れようとして、先輩達の手を払いのけた高校生がバタつかせていた足を高く蹴り上げると
踵の高いローファーの爪先がS田S雄様の顔に当たってしまった。