氷を入れた足湯を楽しみながら、カピバラを観賞するイベント「氷風呂で夏の暑さを“ふっとばす”（ｆｏｏｔ ｂａｔｈ）！」が２３日、神戸市須磨区若宮町１の須磨海浜水族園であった。２４日もある。
会場は同園の屋上展望広場の「水辺のふれあい遊園」。２０１５年にカピバラ舎に隣接する足湯を設置し、夏の間は水にしている。
カピバラ舎内にある複数のプールはお湯と常温の水になっているが、１年で最も暑い時期とされる二十四節気の「大暑」の前後には、入場者向けに足湯に氷を入れて涼んでもらっている。
氷は１日に３回投入され、２回目となる午後１時、砕かれた氷４０キロが投入されると、ぬるかった足湯の水温は１９度に。子どもたちは足が少しずつ冷えてくるのを感じながら、カピバラが歩いたり泳いだりしている様子を眺めていた。
小部東小学校４年の女児（９）は「少し涼しくなった。カピバラも気持ちよさそうに泳いでいた」と話した。氷の投入時間は午前１０時、午後１時、同４時。（石川 翠）
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