東京都の南端に位置する町田市。以前から巷では「神奈川県説」が囁かれていたが、2016年12月1日、町田市の一部が実際に神奈川県に編入された。

複雑に入り組む市域

東京都と神奈川県の間を流れる境川の改修によって生じた飛び地による不都合を解消するため、これまでにも町田市と相模原市との間では行政境界変更が数度実施されてきた。

今回の変更区域は、町田市小山町付近の約2.3キロメートル、相模原市中央区・緑区の約1.9キロメートルの区間だ。事業は変更の対象区域内の住人、土地・建物の所有者等関係権利者全員から同意を得た区域について順次実施している。

市境界の変更によって町田市の行政面積は約2900平方メートル増加するが、市の総面積はこれまで通り71.80平方キロメートル。一方の相模原市の総面積は、328.82平方キロメートルから328.91平方キロメートルとなった(いずれも小数点3位以下切り捨て)。


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