14年前の暴力団幹部射殺事件 道仁会ナンバー3の男ら4人逮捕

福岡県大牟田市で14年前に起きた暴力団幹部の射殺事件で、新たな動きがありました。
警察は、福岡県久留米市に本部を置く指定暴力団『道仁会』のナンバー3の男ら4人を
逮捕しました。

殺人と銃刀法違反の疑いで21日に逮捕されたのは、福岡県久留米市に本部を置く
指定暴力団『道仁会』の会長補佐・坂本康弘容疑者(67)と当時、傘下組織の
組員だった男らあわせて4人です。

4人は福岡県大牟田市岬の路上で2008年9月、当時の指定暴力団『九州誠道会』
幹部を拳銃で撃ち、殺害した疑いです。警察は4人の認否を明らかにしていません。

当時、『道仁会』と『九州誠道会』は抗争を繰り返していて、この事件では実行役
として、道仁会系組員の男の無期懲役の判決が確定しています。

男は単独での犯行を主張していましたが、警察は組織が関与しているとみて捜査を
続けていました。新たな証拠や関係者の証言が得られたとしています。

警察は、道仁会のナンバー3にあたる坂本容疑者が、事件を主導したとみて調べています。

https://www.fbs.co.jp/news/news96d2qzuypbgy1e9pk6.html