>>114
自分も全部のバージョン把握してる訳じゃないけど、
「豪華愛蔵版(全5巻)」というのが新デビルマンや加筆ページを追加した
文庫版とほぼ同じ内容みたいです
加筆部分は後半への伏線になるような物が多く、絵柄が全然違うのですぐにわかります

逆にKCスペシャル(全3集)や完全復刻版(全5巻)だと加筆や修正がほとんどなく
その代わり文庫版や愛蔵版ではカットされた
「デーモンハンター」のエピソードなどがそのまま入ってます
ただしこちらはホモい「新デビルマン」が含まれていないので
また別に「新デビルマン 完全復刻版」を揃える必要があります

入手難易度的にも前者の豪華愛蔵版がおすすめです
ブコフ等でも結構見かけますが、後者はコレクターズアイテムに近いです
台詞の違いやカットされた部分まで楽しみたい人向けかと
自分は文庫版とKCスペシャルしか所持してないので間違った情報が入ってたらすみません


高遠るいによるリメイク版の「デビルマンG」は一見萌え要素とかネタ要素が強いんですが
根幹はとても真剣に「悪魔と人間」とか「明とアモンとミキ」とか、
なんというか人間について真剣に考えた作品だと思います
ぶっちゃけ、原作が了と明の愛憎劇だとしたら、これは明とミキのラブストーリーです
ホモはどうあがいても横恋慕です
原作では宇宙規模になった最終戦争の風呂敷を広げるんじゃなく
逆に小さくこぢんまりと畳み込んだ感じなのですが、
ヘタにひねったセカイ系などよりよっぽど素直に感動できました(ステマ)