赤井と安室は好きあっていたのに、その間にいたモブ子という女性。
溺れてしまう赤井との関係を憂いて、丁度言い寄ってきたこのモブ子と付き合い、結婚まで考えていた安室だが、最後に・・・と言うふたりの現場を見られて、モブ子は飛び出し車に轢かれて死亡。
苦い記憶を断ちたい安室だったが、それにトドメを刺したのは、実はモブ子を呼び出したのは赤井だったと。
すべては赤井の計画だったという話を聞いて咄嗟的にその頬に持っていたくだものナイフで切りつけてしまった安室。

その傷は赤井の頬に大きな傷を残していたのだ!!
「一生かけて憎んでやる…!」

だが真実は違った。
実はもモブ子が好きだったのは赤井だったのだ!!

安室と付き合ったのはあてつけ。

自分だけが浮かれていた事実。
道化だった安室。


だがそれは赤井が本当に安室を愛していたから・・・。
恐れ、自分を憎むことで安室をつなぎとめようとしていた赤井。

不器用な赤井だから、そういう形でしか安室に愛を示せなかったのだ。


お互い過去の自分たちには愛がないと思っていた。
言葉にしなかったがためにお互いの心を信じられなかった・・・。

全身で愛していると叫んでいた-----------!!

自分の心から逃げることをやめた安室。
そして、好きだと告げた赤井。

ようやくお互いが素直になり、ここからふたりの関係は新しく始まるのだった・・・。