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ストーリー 編集

青島ゆりこは、長女・リカの出産直後からリカの姿がなぜかみにくいイグアナに見えてしまい、どうしても愛することができずにいた。
次女・マミは普通のかわいい人間の姿に見え、そのため、ゆりこはマミを溺愛し、リカにはますます冷たく接する。
リカ自身も鏡に映る自分の姿がイグアナに見えるようになり、そのため母親にも愛されず、恋愛もできない、幸せになれないと思い込むようになる。

大学に進学したリカは恋愛し、卒業と同時に結婚し親元を離れ、幸せを実感する。
やがて出産したが、自分の子供がイグアナではなく人間の姿に見えることで子供を愛することができないでいた。
そのとき突然の母の訃報を受け実家に戻ったリカは、母の死に顔が自分そっくりのイグアナであることに驚き、ようやく母を許すことができた。