>>96
どう言い繕ってもモブおじ王に抱かれたことは事実
激昂する皇帝を前にううりは何も言えず涙を流しながらうなだれる
そこに現れたのはモブ王国の美しい金髪の王子
彼は不可侵条約を結ぶ際に養子となった北の国の皇帝の血を引く者だった
王子は踊り子を密かに愛していたが敵国の人質同然の立場ではどうすることもできず
ただううりを見つめて過ごしてきた
だからこそううりが何かを隠していたこともモブおじ王ではない誰かを一途に愛していることも気付いていた
その答えが今目の前にある
全てはこの皇帝のためだったのだ
そして今モブ王国は滅び北の国では皇帝にも劣らない身分であった王子を咎める者は誰もいない
「皇帝…この踊り子が許せないなら俺が貰う
 その王冠はただのガラクタだ
 俺が彼を幸せにしてお前の無能を証明してやる」
驚きに目を見開くううりに王子は優しく無垢な笑みを向ける
欲望ばかりを向けられてきたモブ王国の日々の中でこの笑顔だけが純粋で
それが自分を支えていたことに気付き戸惑うううり
王子はそっとううりを抱き寄せ「俺のものになれ」と囁く
怒り狂う皇帝 眼光鋭く皇帝を見返す王子 呆然と立ち尽くすううり…

一方モブおじ王のチンコは潰された