ユリオがドアを開けるとそこには顔を真っ赤にして息を荒げる勇利が蹲っていた
一瞬具合が悪いのかと駆け寄ろうとしたが勇利の臀部から卵が顔を覗かせている
腸液なのか白濁液とともに少しずつ体外へ押し出される卵
真っ白な肌が赤く染まり汗がしたたり落ちる
酷く苦しそうな呻き声をあげるのに顔は酷く穏やかで微笑んでいた
その情景にユリオはただただ立ちつくし夕暮れに染まった部屋が鳥の巣のように黄土に染まっていた

って耽美派の文学作品読みたいねん