ゆうき 若いころの二人ですから、一緒にロボット開発をしている仲間というのが自然な流れだろうし、その2人のキャラクター像がしっかり描ければ、前日談としてはうまくいくだろうと。
僕が考えるに、天馬って天才なんだけれど、お茶の水がいないとダメなんですよ。
それはお茶の水が世話を焼いているとかそういうことではないんです。
天馬がアイデアメーカーとしては抜群なのに対して、お茶の水は、「天馬がやろうとしていることの意味」を察する力が高いんです。
天馬は「0を1にする」ことはできる。
でも、その1の意味をちゃんと理解して、よりよい形にするのはお茶の水のほうが上。
ただお茶の水の中から、天馬のような天才的なアイデアが出てくるわけではない。
だから天馬はきっとお茶の水にコンプレックスをもっているんじゃないか……そんなことを考えました。